ペースメーカー3回目の植込み方法について

person70代以上/男性 -

患者は94歳の父です。徐脈性心房細動、心肥大、三尖弁の閉鎖不全で2018年にリード付のペースメーカーの植込みをしたが、2022年5月にデバイス感染により抜去となり、リードレスペースメーカーに変えて植込みをしています。しかし、リードレスの電池寿命が植込み半年後で5~6年と言われ、1年後に3年半、2年半後に2年となり、今月の受診では4~9ヶ月となったため、早速2週間後に3回目の植込みをすることになりました。
今回は、リードレスの追加ではなく、リード式のペースメーカーを右側(1回目は左側)に植込むとのことです。通常であれば、2個目のリードレスを追加植込みのはずが、リード式の方が留置し易い場所を探しやすく、電気的な伝わり方も安定性が高いとのこと。
また、2個目のリードレスを植込んでも1個目と同じようになる可能性があるとのことでした。ペースメーカーの設定は次のとおり。モードはVVI、レートは70(2023年12月60➔70)電池電圧2.83~2.99、Adaptive+0.5抵抗値510~430、電圧閾値1.88~2.38、パルス幅0.24、パルス幅閾値0.4、電圧1.63、R波6.2~13.2、ペーシング0.9~2.3
そこで質問ですが、(1)電池の消耗が余りにも早い原因は何であると考えられますか。初期不良やリコールなど機器自体の支障ではないと言われています。(2)リード式に再び転換することに対してのご意見をお聞かせください。ここが最も気になる点であり、適切な判断なのかをセカンドオピニオンとしてご意見をください。(3)仮にリード式の場合、右側に植込むことにより、本来の左側とは逆方向になるため、心臓へのリードの取り込み方にどのような違いがあり、そのリスクの程度はどれほどなのですか。施術自体も難易度が高いのですか。(4)その取り込み方により三尖弁などへの支障はありますか。(5)リード式であると再びデバイス感染の恐れがあるが、以前とは違い、その対策はあるのでしょうか。(6)11/14に入院で11/17に施術予定ですが、ワーファリンの休薬予定はあるのですか。また、本人は全身麻酔を望んでいますが、最初の植込み時に意識があったままで激痛に苦しんでおり、どうなるのでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。

注目の情報

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師