エコーにてARVC疑いによる心筋遅延造影の結果について

person10代/男性 -

14歳の息子についてご相談です。
エコーでARVCが疑われ、心筋遅延造影MRIを受けました。
息子はおよそ8年の運動歴有りです。

これまでの結果は以下の通りです。
• ホルター心電図:1日1%の心室性期外収縮(単形)
• 運動負荷試験:負荷により期外収縮は消失
• 12誘導心電図:不完全右脚ブロック、心室性期外収縮2連発
• 心エコー:
・右室:軽度拡大、びまん性の軽度収縮低下(FAC 35%、RVEF 36.5%)
・左室:中等度拡大、収縮力正常(EF 約60%)、壁運動正常
・左房:軽度拡大
・弁、圧負荷:異常なし
・瘢痕・線維化:記載なし
・心尖部の肉柱発達(構造異常の記載なし、N/C比1.91)
・総合所見:「右室拡大および軽度収縮低下、左室拡大を伴いARVCなど心筋症を否定できない」

続いてMRI(遅延造影)を受け、結果は以下でした。
• 心機能:左室駆出率51%、局所壁運動異常なし
 左室拡大境界域、右室拡大境界域(RV-FAC 0.36)
 右室壁運動異常なし、脂肪浸潤・浮腫・遅延造影なし
• 診断:
 「左室・右室の収縮能は概ね保たれています。左室・右室拡大は境界域。
 両心室に遅延造影を認めません。ARVC、ALVCを積極的に疑う所見なし。経過観察してください。」

質問:
1. 「収縮能は概ね保たれています」とありますが、RV-FACが0.36とやや低めです。
 MRIではRVEFなどの右室機能の定量評価は行われないものなのでしょうか?

2. 2週間後に主治医の説明がありますが、これらの結果からは
 今後どのような診断・方針(特に運動制限の継続有無)が考えられるでしょうか?

3.上記結果は母親として、現状はどの程度安心してよいものでしょうか?

注目の情報

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師