乳児の脱水、低血糖リスクについて

person乳幼児/男性 -

●患者:生後9か月 身長約75 体重約11.5
発達特性の可能性を指摘されている乳児
●基礎状況:もともと経鼻栄養チューブで栄養管理。嚥下リハビリでは「嚥下機能に異常なし」と評価されているが、経口での摂取量慢性的に少ない状態。

■今回の経過
自宅での数日間(入院前)
• 経鼻チューブを一度抜去後、3日間にわたりミルク・離乳食ともに極端に摂取量が低下。抜去当日、抜去前にミルク総量約500ml注入済み。抜去時間正午ごろ。
• 便秘が続き、排便は綿棒刺激でもなし。
• 排尿も少なめで脱水気味の傾向。
• 経口摂取量は
 ・ M1日合計(抜去後2日目):ミルク150ml前後、麦茶・OS-1合わせて350ml程度
 → ほとんど水分中心で、栄養がほぼとれていない状態。
(抜去後3日目)ミルク100ml前後。ほぼ麦茶で200~300ml程度
• 低血糖・脱水の懸念があり、主治医に相談して入院を希望。

入院後の状況
夕方の17時ごろ入院。医師より「チューブ再挿入は明日」と説明あり。夜間ミルクは極少量のみ摂取。
●翌日(午前10時〜)
• 主治医の判断で経鼻チューブを再挿入。
• しかし その後の注入スケジュールについて午後まで説明なし。
• 看護師からの摂取状況の聴取もなし。午前の離乳食はみそ汁のみ摂取(約150ml)
●午後(チューブ挿入後〜15時)
• 栄養も水分もチューブからの注入が一切なし。
• お昼(離乳食)の経口摂取はほぼゼロだったが、看護側から量の確認なし。
→ 「3日間ほぼ食べられていない乳児」を、入院後も実質絶食状態で3時間以上経過。
●排尿管理
• 入院後、排尿回数・尿量の聴取が午前1回のみ。(昨日の尿回数)

主治医の説明内容(気になる点)
• ママが低血糖・脱水リスクを指摘したところ
 「大丈夫、まだ元気だから」
 「ぐったりしても痙攣しても、病院ならすぐ点滴できる」
 「一回、飢えさせないと」
 と言われた。
• しかし、乳児の低血糖は急激に進行しうること、
 “ぐったりしてから点滴”では遅いケースもあることは、通常の医療知識として理解している。

心配している点
1. 「摂食困難・脱水リスク」での入院なのに、初日の管理が非常に手薄だったこと
2. チューブ再挿入後、注入が数時間行われなかったこと
3. 排尿確認・摂取量の聴取がほとんど行われていないこと
4. 主治医の説明(“飢えさせる”“痙攣しても対応できる”)が一般的な乳児医療の説明として適切かどうか
  5. 経管栄養管理を再開しつつ経口摂取を試みるという説明での入院であったのに、保護者の同意なく医師が「あえて飢えさせる治療方針」に変更している点について

質問したい内容
1. 乳児が3日間ほぼ栄養がとれていない状態で、入院後も注入が数時間行われない管理は一般的に許容されるレベルですか?
2. “一度飢えさせる”という説明は医学的な概念として存在するのでしょうか?
3. 乳児の低血糖リスクに対して「ぐったりしてから点滴すればいい」という説明は妥当でしょうか?
4. 摂食評価目的の入院では、初日からどれくらいの観察(摂取量、排尿、注入管理)が必要とされますか?
5.医師が説明も同意もなく、放置とも取れる治療方針に変更することは許容されるものなのですか?

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