肺がん疑いの治療について
person70代以上/女性 -
母親(75歳女性)が肺がん疑いの診断を受けました。
【持病】:糖尿病・高血圧・高脂血症・PSVT・変形性股関節症・脊柱管狭窄症・ヘルニア
(体力の低下もあり、5分程度の歩行で疲労感が強いです)
手術を勧められましたが、年齢や持病、母の気持ちの問題もあり今後どのようにしたら良いのか迷っているため相談させて頂きました。
以下箇条書きにて失礼します。
【経緯】
3月 転倒し肋骨骨折した際のCT画像で左肺に影があると指摘され造影CT実施し、肺がんが疑われるため他病院(がん拠点病院)へ紹介。
4月 紹介先の呼吸器外科受診「(紹介画像に)影が写っているがガンは否定的」との診断
6月 単純CT実施:●左下葉7.5~8mmの充実型結節(胸膜の引き込み?軽度あり)
●左下葉4mmのすりガラス型結節
腫瘍マーカー:NSE14.1ng/ml
(※CEA・SCC・シフラ・SLXは正常値内)
【診断】原発性肺がん(肺腺がん)の疑い又は炎症 リンパ節転移は否定的
【治療方針】診断と治療を兼ねて単孔式胸腔鏡手術 (区域切除と部分切除)
※手術は急がない、何か予定があれば終わってからでも良い
9月 造影CT実施:6月の単純CTと比較し変化なし
⇒手術の決断がつかないと医師へ伝える
6か月後に経過観察のためCT検査予定となる
※PET・МRI・気管支鏡・肺生検など他の検査は行っていません
・11月頃に左頸部リンパ節が腫れ、肺がんの転移ではないかと不安になり急遽受診
主治医不在のため他の医師の診察を受け、今までの経過から転移の心配はないとのこと
・今後も不安を抱えたまま生活を送ることを心配し来年1月に手術を受けることを決断
以上がこれまでの経緯になり、ここからが本題になります。
数日前に、母が講演会「肺がんの最新治療」を聴講し「放射線で自分の肺がんは治療できるのではないか」「本当は手術をしたくない」「最初に受診した時に、紹介状や画像を見てがんではないと言われて安心していたのに、やっぱりがんでしたと言われて不信感がある」と相談されました。
娘としても最新のがん治療について知識がないため、どのような治療方法が母にとって最善なのか分からず迷っています。
セカンドオピニオンも勧めましたが、主治医からの印象が悪くなると断られました。
8mmの肺がん疑いの場合、年齢や基礎疾患を踏まえると経過観察・手術・自費で追加の検査(PET)など、どのように検討するのがよいのかアドバイス頂けますと幸いです。
宜しくお願いいたします。
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