白内障の手術していない方の眼に適応する眼内レンズについてのご相談
person60代/女性 -
1以か月前に焦点深度拡張型の多焦点レンズで右目の手術をうけました。手術前は、裸眼で右0.02,左0.03の強度近視でしたが、遠近両用のコンタクトの装用(右−10.0+2.0,左−9.5+2.0)で両目で遠方0.8~1.0、読書やスマホも全く問題なく生活できていました。
しかし、右目の視力が矯正しても0.4も出なくなり受診したところ、白内障と診断され、主治医からは手術することを勧められました。手術は別の病院で行いました。先生によると私の強度近視で使用できるのは、焦点深度拡張型のオーダーメードレンズか選定療養の三焦点レンズの2種類があると教えていただき焦点深度拡張型を選択しました。その際の希望は、手元が見えて、合併症のリスクを減らしたいということでした。そこで、手元に寄せるために1段階近視寄りに落とした度数で手術を受けました。
手術後はハローグレアもなく1.0が見えて夢のようだったのですが、手元は全く見えず、スマホや読書は老眼鏡がないと全くできない状態です。また、1ヶ月が経過し、遠方が0.8弱にまで落ちており、手元の見え方に変化はありません。コンタクトを外すと左が0.03,右が0.7~8とかなり差があるため、ふわふわと気分がすぐれない状態になってしまいます。そのため、左目はそれほど白内障が進んでないのですが、手術を受けることにしました。
手元が見えるようになるのが第一希望だったため、左だけ単焦点レンズを入れたらどうかと主治医に聞いたところ、新しいレンズは度数が足りず一昔前のレンズになってしまう。見え方もかなり違いが生じるため、右と同じ焦点深度拡張型の多焦点レンズを、右よりもさらに+1あるいは+0.5にすることを提案されました。眼鏡でシュミレーションもしてみたのですが、+1だと手元は見えるものの遠方視力が0.5となってしまいます。その上、右目のように視力が低下して0.3にも落ちる可能性もあるのかと思うと不安でたまらなくなりました。近くの眼科でコンタクトの処方をお願いした時に左右に違う種類のレンズを入れるメリットや、3焦点で手元がクリアに見えることを教えていただきました。
ご相談したいことは以下の3点です。
1.手元が今よりも見えるようになり、遠くも0.7くらいは見えるためにはどのようなレンズの選択があるのでしょうか。
2.まだ手術していない左目に入れるレンズの組み合わせ候補と度数、その際のメリット、デメリットを教えてください。
3.焦点深度拡張型のレンズをかなりの近く合わせにした場合、見え方などに不具合が起きないでしょうか?
よろしくお願いします。
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