乳がん オンコタイプDX結果の捉え方と、抗がん剤を追加するか否か

person60代/女性 -

2025年10月、左乳房全摘、術後病理結果により、主治医から、「内分泌治療の他に化学療法も考えた方が良い」というお話があり、オンコタイプDXを受け、結果が出ましたが、それをどう捉えていいか、まだ腑に落ちていないところがあるので、ご教授ください。

63歳、浸潤性小葉癌、しこりの大きさ5,2センチ、サブタイプ ルミナ―ル、ER:50%、PgR:0%、HER2:0、Ki67:5-10%、核グレード1、リンパ管浸潤:なし、血管浸潤:なし、リンパ節転移なし、ステージ2B

オンコタイプDX検査結果:RS 29
10年遠隔再発率(TAM単独):17%
群平均の化学療法の上乗せ効果:再発スコア結果26-100のリンパ節転移陰性女性の場合、ガイドラインでは、ホルモン療法に化学療法を上乗せすることを推奨しています。

主治医からは、TC療法のご提示あり(その後、ホルモン療法10年間)

私は抗がん剤の副作用、特に後遺症(抹消神経障害や、脱毛症)で、その後のQOLが下がることを恐れています。
オンコタイプDXの結果をどう捉えていいか、主治医から説明を聞いても、まだよく理解できないところがあるので、質問させてください。

1)臨床試験のDATAから差がつくのはRS26で、それ以上は化学療法が推奨されることは理解していますが、RS>=31が高リスクだと思いますが、RS29についても、化学療法は「強く」推奨なのでしょうか?

2)Ki67は5~10%でも、抗がん剤がよく効くという結果が出たということでしょうか?

3)再発率17%という数字は高リスクなのでしょうか?化学療法の上乗せ効果については推定値が呈示されていませんが、メリットは大きいということでしょうか?

場合によっては、抗がん剤を受けない、または脱毛が起きにくいCMF療法やTS-1の代替について、主治医にお尋ねしてみようかと思うのですが、効果が著しく落ちるのであれば、それは本意ではありません。

再発して苦しい思いをするのも恐ろしいので、TC療法を受けることも十分に視野に入れているのですが、受けるのであれば、納得して、気持ちを落ち着かせて、取り組みたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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