ホルモン感受性乳癌の術後ホルモン療法の期間延長について

person70代以上/女性 -

お世話になります。
 71歳女性。2021年4月左乳癌全摘手術施行。病理の結果、大きさ1.6*1.2cm、ER 90%, PgR 40%, Her2 (+1) 陰性、Grade III 、Ki67 30%以上、リンパ・脈管浸潤無し。オンコタイプRS=19 で、化学療法の上乗せ効果はほとんどないとの事で、迷いましたが、現在は内分泌療法(アロマターゼ阻害薬)のみで経過を見ております。 
 そこで、内分泌療法の追加について質問です。
主治医は「RS19なので内分泌療法は5年で終了。」という意見です。
しかし、ホルモン受容体陽性乳癌は、長期にわたり再発のリスクがあります。
内分泌療法の基本は5年ですが、延長すれば、DFS,OSを改善する傾向があります。ガイドラインでは、アロマターゼ阻害薬の追加期間については、再発リスクと有害現象を検討し、2~3年とするか5年とするかを判断するとしています。
私の場合、核異形度・組織のグレードが高く、晩期再発リスク群に該当するため、延長を考慮した方が良いと考えます。ちなみにCTS5も6.7と中間リスクです。現在のところ、大きな副作用もありません。
 また、POTENT試験の適格基準をクリアしていましたが、POTENT試験の組み入れ基準)である手術から1年以内、内分泌療法開始から6カ月以内という規定に入っていないため、TS―1の内服併用も出来ていません。
 以上より、内分泌療法の延長を希望しておりますが、ご意見を聞かせて頂ければ幸いです。

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