突発性難聴後のめまいについてのご相談
person10代/女性 -
9月(発症時10歳)に突発性難聴を発症した、現在11歳の娘についてご相談させてください。
9月に突然左耳が聞こえなくなり、市民病院を紹介受診したところ、突発性難聴の可能性が高いと診断されました。
初期治療として1週間ステロイド内服を行い、その後アデホスコーワおよびメチコバール錠500μgは現在も継続して内服しています。
また、ステロイドの鼓室内投与を3回実施しました。
ABR、MRI、CT検査はいずれも異常なしとの結果でした。
聴力は9月当初と比べると回復傾向にあります。
ところが今月に入ってから、週に2回程度の頻度でめまいが出現するようになりました。
いずれも2〜3時間安静にすると改善します。
めまいが出た日は以下の通りです。
・12/10
・12/11
・12/18(歩行時に嘔吐あり)
・12/20
再度受診したところ、ベタヒスチンメシル酸塩とツムラ五苓散が追加処方されました。
今後については、定期的な受診による聴力検査と、めまいに対しては対症療法で対応していくとの説明を受けましたが、
大学病院への紹介により、メニエール病の可能性をMRIで調べることや、遺伝子検査も検討可能とのお話もありました。
つきましては、以下の点についてご意見をいただけましたら幸いです。
1.突発性難聴とめまいは同時に起こることが多い印象ですが、発症から時間が経ってからめまいが出現することもありますか。
2.現時点で、メニエール病の鑑別のために精査を行ったほうがよいでしょうか。
3.遺伝子検査は実施する意義がありますか。
4.突発性難聴以外に、今回の症状から考えられる疾患はありますか。
5.今後めまいが悪化した場合に備えて、大学病院での受診を検討したほうがよいでしょうか。
ご多忙のところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
◯画像は9月と最近の聴力検査の結果です。
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