生後2ヶ月の頭部CTによる発癌リスク

person乳幼児/女性 -

先日こちらで相談させていただきました。その時に書いていた米国の調査データの記事が気になって仕方なく、再度投稿させていただきました。
米国における2023年のCT検査データ(総数9,300万件)をもとに、将来的に何人が放射線によりがんを発症するかを予測しました。解析に用いられたのは、UCSF国際CT線量レジストリという大規模な実臨床データベースであり、ここには143施設からの12万人超の実際のCT検査情報が含まれていました。CT1件あたりのがんリスクは小児で顕著に高く、特に1歳未満でCTを受けた女児では、1,000検査あたり20人ががんを発症すると見積もられました。
がんの内訳と部位別リスク:腹部CTが最多寄与
部位別に見ると、腹部・骨盤CTが全体の32%の検査を占めながら、がんリスクの37%(37,500件)を占めており、単一の部位として最も多くのがんを生じさせる要因となっていました。これは、腹部CTではしばしば多相スキャン(複数回照射)が行われるため、被ばく線量が高くなることが一因です。
小児では頭部CTが全体の53%のがん発症(5,100件)に寄与しており、甲状腺がんや脳腫瘍のリスクが懸念されました。特に乳幼児においては、骨髄や脳への放射線感受性が高く、少量の被ばくでも将来的ながんリスクが高まることが示されました。
この調査結果について、先生方の意見をいただきたいです。
調査結果は信憑性が高いのでしょうか?乳児はとくに発癌リスクが高くなるのでしょうか。
自分の子が将来発癌してしまうと思い込んでしまい、この記事がとても気になります。よろしくお願いします。

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