狂犬病PEP:海外接種後、日本で「打ち直し」と言われた場合の扱い
person40代/女性 -
海外で狂犬病の暴露後ワクチン(PEP)を開始しましたが、日本で「打ち直し」と言われたことについて医学的な意味を知りたいです。
また、「打ち直し」という表現を聞いて、タイで接種した1回目のワクチンが無駄になってしまうのではないかと不安に感じています。
これは免疫学的な意味での打ち直しなのか、それとも日本の制度や記録・保険上の扱いによる表現なのかを知りたいです。
【経過】
・2026/2/21
ヨルダンで野犬と触れ合いました。
咬傷や出血はなく、お菓子を与えた程度です。
舐められた記憶はない気がするが、可能性ははっきりしません。
その後、中東情勢の悪化によりフライト変更などがあり、帰国経路が変わりました。
そのため帰国前にタイに滞在することになり、念のため現地の病院で狂犬病の暴露後ワクチン(PEP)を接種しました。
・2026/3/8
タイで狂犬病PEPワクチン1回目(Speeda)を接種しました。
・帰国後のワクチン継続接種について日本の病院に相談したところ
「海外で接種したワクチンと日本で使用するワクチンの種類が異なるため、日本では打ち直し扱いになる」と説明を受けました。
そのため日本では以下のスケジュールで接種予定です。
3/12 1回目
3/15 2回目
3/19 3回目
3/26 4回目
【質問】
素人ながら自分でも少し調べたところ、World Health Organization(WHO)やCenters for Disease Control and Prevention(CDC)の資料では、
狂犬病ワクチンについて「WHOが承認しているワクチン同士であれば互換性があり、途中で種類が変わっても接種を継続できる」という趣旨の記載を見かけました。
そこでお聞きしたいのですが、
1. 免疫学的には、3/8にタイで接種したワクチンは有効であり、3/12の接種は実質的には2回目の接種(ブースト)として体に働くと考えてよいのでしょうか?
それとも免疫学的にも「最初から打ち直し」と考えるべきなのでしょうか。
2. 日本で「打ち直し」と説明されるのは、免疫学的な理由というより、日本の制度・保険・記録上の扱いによる表現なのでしょうか。
3. タイで接種した1回目のワクチンは、免疫学的には意味があり、体の免疫反応としては無駄にはならないと考えてよいのでしょうか。
感染症や渡航医学の観点からご意見をいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
内科分野 に限定して相談しました
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。





