減薬歴による再発を繰り返した統合失調症患者における、インヴェガ減量の限界と安全な進め方について
person30代/男性 -
統合失調症で治療中であり、直近の再発から約2年間は妄想などの精神症状は出現せず、比較的安定して生活できています。現在の服薬はインヴェガ9mg、セレニカ、睡眠薬に加えてヒルナミン10mgを継続しています。
これまでに2回の再発歴があり、いずれも減薬が契機となっています。1回目はレキサルティを0.5mgまで減量した際に興奮や暴力行為が出現し拘束となり、2回目はインヴェガを3mgまで減量した際にも同様に興奮状態となり、拘束および点滴治療を受けました。その後は抗精神病薬の増量により症状は安定しましたが、当時はクロルプロマジン換算で1000〜1500mg程度の比較的強い治療が行われていた可能性があります。
現在は遅発性ジスキネジアを疑う症状が出現しており、顔の引きつりや目を強くつむる動き、軽度の体の揺れなどがみられます。こうした経過から、ドパミン過感受性精神病の可能性も考えています。
精神症状自体は出ていませんが、ストレスが強い時や服薬時間が遅れた際に、夕方から夜にかけて脳の落ち着かなさ、吐くような咳、強い便意、喉や首の張り、めまいのような不快感といった症状が出現することがあります。また、運動後にも同様の症状がみられます。
現在はインヴェガを9mgと6mgで日替わりにし、平均約7.7mgとなるよう調整しています。この調整により首や喉の締め付け感は軽減しており、9mgではやや過量であった可能性が考えられますが、顔の引きつりや体の揺れなどの症状は残っています。
特に特徴的なのは症状の出現タイミングで、服薬から約24時間後には軽い引きつりが出る程度ですが、服薬が30分ほど遅れると、その約10時間後に強い症状がピンポイントで出現します。内容としては、脳の落ち着かなさ、吐くような咳、強い便意、喉や首の張りなどで、我慢が難しいレベルです。
一方で、1日服薬を完全に忘れた日はこれらの症状は出現しませんでしたが、2日間連続で飲み忘れた際には、その1〜2週間後に短時間の軽い妄想が出現しており、減薬や中断による不安定さも感じています。
また、睡眠をとって日をまたぐとこれらの不調は改善する傾向があり、神経のリセットや血中濃度の安定が関係している可能性があると考えています。
以上の経過から、現在の状態は単純な過量や離脱だけでは説明できず、薬の量としてはやや強い部分がありつつも、血中濃度の変動によって脳が過敏になり、そこに再度薬が作用することで症状が出ている可能性があると考えています。すなわち、過量傾向、ドパミン過感受性、血中濃度の揺れが同時に関与している状態ではないかと認識しています。
もしこの理解に誤りがあればご指摘いただきたいと考えています。
今後は遅発性ジスキネジアの悪化を防ぎつつ、再発を避けながら、安全に減薬できる範囲について検討していきたいと考えています。
精神・神経科分野 に限定して相談しました
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