腫瘍マーカーの数値について
person50代/男性 -
2025年6月右上葉肺腺癌の診断により、同月右肺上葉切除・縦隔リンパ節郭清手術施行、同年8月より術後補助科学治療導入。シスプラチン+ロゼウス4週に1度、1週間後にロゼウス単剤×4クールが終了し、現在テセントリクを1年間(計16回)のスケにて8回目の投与が終了した段階です。本日の血液検査において、腫瘍マーカーのシフラ値が3.0で結果表上の上限値2.8を超えました。2025年6月の手術以降の腫瘍マーカー値の推移は以下のとおりですが、シフラの数値が過去8回中3回上限値を超えてます。2026年2月に造影CTを頸部から骨盤まで撮影し転移、再発は無く異常はありませんでした。CEAの数値は基準値内で安定していますが、シフラの数値の動きに関しましては先生方はどの様なご見解をお持ちでしょうか。現時点では右肩上がりに上昇する様なトレンドではありませんが、上限値を3回超えている点と数値が上下する動きに対しても理由が分からない故に気になります。また、シフラは偽陽性率が低いとのレポートも頻繁に目にしますが、先生方にご教示いただけたら幸いです。
2025年9月12日 シフラ 2.17 ・CEA 1.8
2025年10月10日 シフラ 2.56 ・CEA 1.5
2025年11月7日 シフラ 1.94 ・CEA 1.5
2026年1月16日 シフラ 4.80 ・CEA 1.3
2026年2月5日 シフラ 3.18 ・CEA 1.4
2026年3月27日 シフラ 2.35 ・CEA 1.5
2026年4月17日 シフラ 1.59 ・CEA 1.3
2026年5月8日 シフラ 3.00 ・CEA 1.3
◎病理組織検査結果
・右肺上葉切除・縦隔リンパ節郭清
PT3N0M0 Stage2B
1.手術法:右肺上葉切除術
2.占拠部位:RU
3.大きさ:4.0×2.6×2.1cm
4.浸潤径:4.0cm
5.組織型:充実型(100%)(♯8-♯14)
6.組織学的グレード:G3
7.STASの有無:STAS-1(♯8)
8.肺内転移:pm0
9.胸膜浸潤:pl1/3(p T3(adh))(♯9.♯10)コメント参照
10.リンパ管侵襲:Ly0
11.血管浸潤:V1(EVG)(♯9.♯10)
12.神経周囲浸潤:Pn0
13.胸膜播種:dd(−)
14.断端評価:br(−)pa(−)pv(−)pp -
15.リンパ節転移:pN0
16.LN3(♯2)[0/1]、LN4(♯3)[0/3]、肺内リンパ節(♯6.♯7[0/7]
17.遺伝子用ブロック含有率:13(20%)(コメント)
・腫瘍細胞が充実性に増殖しています。
免疫染色で腫瘍細胞はTTF-1[Dako]
(+)、p40(−)を示します。充実型腺
癌と判断します。臓側胸膜外弾性板を越える浸潤を認めます。臓側胸膜と壁側胸膜が癒着しており両者の区別が困難なため、pl1/3(p T3(adh))とします。胸膜面への腫瘍の露 出は認めません。
・術中迅速診断( T2504020):報告内容
に変更ありません(♯1)。病変の全体
像及び免疫形質を踏まえて、充実型腺癌
と判断します(♯1)
『遺伝子検査結果』(AmoyDx7)
全て陰性/検出限界以下 PD-L1 IHC 22C3
陽性(TPS≧50%)75%以上の腫瘍細胞に陽性と判定します。
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