足底ホクロ切除後、「母斑細胞は断端に及ぶ」と言われました。追加切除は必要でしょうか?
person40代/女性 -
先週、足のホクロの件で相談させていただきました。
左母趾の根部(表側)と右足足底に、2〜3mm程度の新しい小さなホクロを見つけ、皮膚科を受診しました。
ダーモスコピーで右足足底のホクロは皮丘側に色素が見えるとのことで、「良性を考えるが念のため」と説明され、切除・病理検査となりました。
左側は、色がついている部分がさらに小さく、ダーモスコピーでも評価しづらい程度で、問題なさそうとのことでしたが、同時手術となるため一緒に切除しました。
【術後10日目の経過】
左足は術後経過が良好で、出血や痛みもほとんどありませんでしたが、10日目の抜糸後に創が開いて出血し、再縫合となりました。
右足底は、創部が白っぽく膨らんできています。(写真を添付)
主治医からは「感染というより、軟化している状態」と説明されました。軟膏はエキザルベからポビドンヨードゲルへ変更となっています。
術後15日目に再診予定で、右足は抜糸予定です。左足は再縫合したため、その日はまだ抜糸できないようです。
【病理結果】
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臨床経過:
左母趾の2.5mm大褐色斑で一部 pigment network様の所見あり。
右足底は、皮丘に色素がみられますが、fibrillar patternを疑う所見あり。悪性精査目的に全摘しました。
左母趾は●で全摘、右足底は●で全摘しました。
右足底の病変は、皮丘皮溝に垂直に切り出しをお願いします。
診断名:
#1, #2 Nevocellular nevus
所見:
2個の皮膚腫瘍切除検体が提出されています。
#1を左母指皮膚腫瘍、#2を右足底皮膚腫瘍として全割して標本を作製しました。皮丘皮溝に垂直に切り出しています。
#1. 組織学的には、表皮・真皮境界部にメラニン色素を有する母斑細胞が小胞巣状に増生しています。母斑細胞は異型に乏しく、核分裂像も見られません。境界母斑型の母斑細胞母斑の所見です。断端は陰性です。
#2. 組織学的には、表皮・真皮境界部にメラニン色素を有する母斑細胞が小胞巣状に増生しています。真皮浅層に軽度のメラニン沈着を認めます。母斑細胞は異型に乏しく、核分裂像は見られません。境界母斑型の母斑細胞母斑の所見です。作製標本上、母斑細胞は断端にまで及んでいます。
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地域がん診療連携拠点病院で治療を受け、病理結果は良性で安心しましたが、術後には想像以上に不安が残っています。
【質問】
1. 右足底病変の「母斑細胞は断端にまで及んでいます」という所見は、足底の小病変では比較的よくあることなのでしょうか?追加切除は必要ですか?
主治医からは、周囲の淡いシミも含め、縫合可能な範囲で切除したと説明を受けています。
良性なので追加切除は不要とのことですが、残存した良性母斑細胞が、手術刺激などをきっかけに悪性化することはあるのでしょうか?
2. 右足底創の、白く膨らんでいる状態(写真)は、足底創では比較的よくある経過でしょうか?
術後15日目で抜糸予定ですが、左足のように創離開・出血しないか心配しています。
3. 左足は再縫合となりましたが、二次縫合後は通常より治りにくかったり、瘢痕が目立ちやすくなることはありますか?
ご意見いただけますと幸いです。
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