TIAを否定できない場合のバイアスピリン長期服用の妥当性について
person40代/女性 -
2か月ほど前、外出中に以下の症状がありました。
・目の奥から額にかけての頭痛
・回転性めまい
・顔の熱っぽさ
これらが1時間ほど続いたためロキソニンを服用し、20分ほど眠るとやや改善しました。さらに30分ほどすると頭痛は改善しましたが、左手に「ピリッとする」程度の軽いしびれを感じました。意識してみると、左足や左頬にも同様の軽いしびれを感じましたが、いずれのしびれも数秒~数分程度でなくなりました。
意識は清明で呂律も正常、歩行や顔貌にも異常はありませんでした。
さらに1~2時間後、外出先近くのA病院の夜間外来を受診し、手足や眼球運動などの診察を受けて帰宅しました。
翌日、A病院でMRI・MRA・血液検査等を受けました。脳梗塞や脳出血の所見はなく、既知の貧血以外には明らかな異常を指摘されませんでした。ただし、「TIAは否定できない」とのことでした。
A病院は遠方のため、その後、普段通院しているB病院の脳神経内科へ紹介されました。
数日前、B病院で再度MRI・MRA、心エコー、頸動脈エコーを受けました。いずれも特段の異常はありませんでしたが、「TIAだったことを否定できる材料もない」との理由から、予防的にバイアスピリン100mgの服用を開始することになりました。
主治医からは、基本的に長期(原則として生涯)服用するとの説明を受けています。
一方、TIAだったことが確定しているわけではないため、長期間バイアスピリンを服用することによる出血リスクと、脳梗塞を予防するメリットのどちらが上回るのか判断できず、不安があります。
また、発症当日には以下のような状況がありました。
【発症日の状況】
・婦人科疾患による貧血があり、Hb 8.0g/dL程度で体調が優れなかった
・友人との外出中で、体調が悪くても無理をして行動していた
・発症約4時間前にカルベジロールとアジルサルタンを服用した
(後から振り返ると、同日に誤って重複服用した可能性があります)
・発症約3時間前、暑さの中、かなり息が上がる程度の階段昇降をした直後に飲酒した(1杯程度。普段からアルコールには弱いです)
なお、その後、耳鼻咽喉科では回転性めまいについて「前庭神経炎」と診断されています。
既往として、肥満、高血圧、喫煙があります。
【お聞きしたいこと】
1. このように画像検査等では異常がなく、「TIAだった可能性を否定できない」という状況で、バイアスピリンを原則生涯にわたり服用することは一般的・妥当な判断でしょうか。
2. 発症当日の貧血、降圧薬の重複服用の可能性、暑さの中での運動直後の飲酒、前庭神経炎という診断などを考慮しても、今回の一連の症状はTIAを強く疑う経過でしょうか。それとも、TIA以外の原因でも十分説明可能な経過でしょうか。
3. 仮にTIAではなかった場合、結果的にはバイアスピリンによる一次予防になると理解しています。その場合の予防効果と出血リスクを考えると、長期服用のメリットはどのように評価されるのでしょうか。なお、婦人科治療により現在は貧血は正常値まで改善しています。
4. このようなケースでは、バイアスピリンを服用しながら一定期間後に必要性を再評価する、あるいは別の脳神経内科医に再評価を依頼することは妥当でしょうか。
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