親知らず抜歯の治療方針
person70代以上/男性 -
私には右上奥に親知らずが1本あり、CT検査の結果、根が下顎神経・舌神経に近接しており、かつ根の周囲に病変があることがわかりました。治療法について、かかりつけ医は、神経損傷リスクを最小化するため二段階抜歯を、念のため紹介状を貰って行った大学病院では一回抜歯を提案しています。
具体的には、大学病院の方は、親知らずと周囲の病変(骨が溶けている部分)を一度の手術で完全に摘出・清掃する治療方針です。病因の早期完全除去と確実な病理組織検査、通院・手術回数が1回通院で済むというメリットがあります。一方で、大学病院の先生から「根および病変が下顎神経・舌神経に直接接しているため、抜歯、病変の掻爬(そうは)時に神経を刺激・損傷するリスクが高くなる(下顎神経麻痺のリスク約50%、舌神経麻痺のリスク約30%との説明)、場合によっては、後遺症として痺れが一生残る可能性もあり得る」という説明がありました。この説明にはかなりのショックを
受けました。
かかりつけ医(口腔外科専門医ではない)の方は、 まず歯の頭(歯冠)だけを切除し、神経に近接した根が自然に移動して神経から離れるのを待ってから、後日残りの根と病変を除去する治療方針です。かかりつけ医の先生は同術式を専門的・日常的に行なっており、神経 麻痺の回避を最優先にしている、とのことです。先生によると、「私の場合、親知らずの周りに骨がなく浮いている状況なので根は動きやすいと予想している、また、根の周りの病変は歯周病菌等による感染であると捉えているので、必要に応じて俳膿等の対応等、病変の管理を適切にすれば、安全に抜歯できるだろう」との説明でした。但し、本当に根が動いてくれるのだろうか、また、根の移動を待つ間、本当に病変部からの感染拡大を有効に防ぐことができるのだろうかという不安は残ります。
どちらの治療方針にも一長一短が存在します、私としては、神経損傷(下顎神経・舌神経)による痺れや麻痺のリスクを最小限に抑えながら、慎重に治療をして貰いたいと考えているのですが、どちらの治療方針を選択するか最終判断するに当たって、上記以外に、考慮すべきポイントがあればご教授ください。
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