膵臓がん術後、トルソー症候群による多発脳梗塞を発症。早期に診断・治療できる可能性はなかった?

person70代以上/男性 -

父(78歳)について相談です。医療機関の責任を問う目的ではなく、これまでの経過に早期診断・治療の余地があったのか、一般的な医学的観点から知りたいです。

【基本情報】
- 患者:父、78歳
- 診断:膵臓がん術後・多発肝転移、トルソー症候群による多発脳梗塞
- 現状:意思疎通できず、予後も厳しい状態

【経過】
- 1/28 健診をきっかけに検査開始
- 2/13 胃は問題ないが、膵臓に影を指摘
- 2/17 膵臓がん治療病院を初受診
- 2/27〜 別病院に3日間検査入院
- 3/11・3/26・4/9・4/23 術前抗がん剤治療(計4回)
- 5/20 膵頭十二指腸切除。門脈浸潤があり一部切除・再建。病理は通常型膵管がん、残存腫瘍約16mm、リンパ節28個中1個転移
- 術後 胃の動きが悪く食事摂取困難が続く
- 7/1 退院
- 8/4 多発肝転移5個と腹水を確認。体力低下のため抗がん剤治療困難
- 8月上旬頃 右手のしびれ・動かしにくさが出始めたようだが、正確な発症日は不明
- 8/31 右手に力が入らなくなり脳神経外科受診。MRIでは明らかな異常なしとの説明
- 9/9 道が分からなくなる等の症状が出現
- 9/10 膵臓がん治療病院を受診し検査・点滴2本。家族が聞いている範囲では脳梗塞を疑った治療ではなく、薬剤名・目的は不明。入院を勧められたが本人が拒否し帰宅。この病院には脳神経外科がなかったと後から聞きました
- 9/12 症状悪化で脳神経外科へ救急受診。多発脳梗塞・膵臓がんによるトルソー症候群と診断。右半身麻痺。抗凝固の点滴治療開始(薬剤名不明)
- 9/18 笑顔で会話でき、右手で腕時計を着けられるまで改善
- 9/20 発語不能となり、MRIで脳梗塞再発・進行。その後意思疎通不能。38.5℃前後の発熱もあり
- 主治医からは「強い治療をしても新たな梗塞が起きており、がんを治療できない以上防ぐことは難しい」と説明されています

【質問】
1. 2月に膵臓の異常を発見→術前化学療法4回→5/20手術という期間は一般的でしょうか。8/4には多発肝転移がありましたが、手術が遅れた影響より、手術時すでに微小転移があったと考える方が一般的でしょうか。

2.8/31の右手症状、または9/9〜10の認知症状の時点で、進行膵臓がんを考慮してトルソー症候群を疑い、再MRIやD-dimer等の検査を行う余地はあったでしょうか。9/10に診断・抗凝固治療を開始できていれば重症化を防げた可能性はありますか。

3.トルソー症候群では、適切な抗凝固療法を行っても、9/18のように一度改善した後、数日で脳梗塞を繰り返し急激に悪化することはあるのでしょうか。標準的な治療法も教えてください。

【補足・特に気になっていること】
- 8/31には「右手に力が入らない」という明確な神経症状があったにもかかわらず、MRIで異常なしだった点
- 9/9〜10には認知症状まで加わっていた点
- 9/12の診断後は抗凝固治療を受け一度は明らかに改善したが、その後再梗塞した点から、早期発見できていても最終的な経過は変えられなかった可能性があるのかも知りたいです
- 8/4に多発肝転移・腹水が判明した時点で、D-dimer等による定期的な監視や発症前の予防的抗凝固療法を行うことが一般的かについても教えてください

注目の情報

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、35万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師