74歳女性、肺高血圧症疑いのため行われた右心カテ検査の結果のうち肺動脈楔入圧について

person70代以上/女性 -

【 患者 】
74歳、女性
既往歴:高血圧症、骨粗鬆症、続発性副甲状腺機能亢進症(副甲状腺摘出術後)、末期腎不全(妊娠関連高血圧腎症のため33年前から維持透析)、9年前に大動脈弁置換術(機械弁)

【 経緯 】
近医の心エコーで肺高血圧症を疑われ、右心カテーテル検査を受けることになりました。

10月6日に心エコー検査が行われました(A)。その翌日の10月7日に、右心カテーテル(以下「右心カテ」)検査が行われ、右心カテレポートが作成されました(B:右心カテレポートのまとめの表)。その後、右心カテレポートの数値が修正され、楔入圧が 20→15 と修正されました(青字で記入したとおり)。この修正は、波形から読み取って楔入圧を 15mmHg と修正したということのようです。修正したのは右心カテーテルを行った医師とは別の医師です。この修正時にコメント欄に「PAWPは自動計算では20mmHgだがV波が高く、QRSでC波に相当する部分で測定した場合に15mmHg」と追記されました。
この右心カテレポートの PCWのグラフは C です(グラフ内の数字が見にくいので目盛にあたる数字を入れてあります) 。

この結果、肺高血圧症の診断は、検査前は 2群を想定していたのが、「原因ははっきりしないが透析患者であり、複合要素のPAHで5群の診断」(カルテより)とされました。
この後、シルデナフィル錠20mgを1日3回、オプスミット錠10mgを1日1回 の処方が開始され、4ヶ月後に次回の右心カテ検査が予定されました。

翌年2月3日に2回目の右心カテ検査が行われ、右心カテレポートが作成されました(D:右心カテレポートのまとめの表。他の表はすべて空欄)。楔入圧は 23mmHg でした。 しかし、検査した医師は、右肺動脈で測ったこの数値は高すぎておかしいと判断し、ガイドワイヤーを使って左肺動脈で楔入圧を測定しようとしましたが、うまくいきませんでした。右心カテ検査はここで終了となりました。
この右心カテレポートの PCWのグラフは Eです(グラフ内の数字が見にくいので目盛にあたる数字を入れてあります) 。
なお、前記10月6日の心エコー検査以後、心エコー検査は行われていません。

【 質問 】
1 10月7日の右心カテーテルのときに、波形(C)から楔入圧を 15mmHg と判断していますが、この15mmHg と判断に問題はないですか。グラフは雑音が入っているようにもみえますが、ちょうど15mmHgと読めるものでしょうか。

2 2月3日の右心カテーテルのときは、楔入圧の波形もきれいに出ていると素人目には見えるのですが(E)、楔入圧23mmHgでは高すぎておかしい、あるいは波形から見ても高すぎておかしいのでしょうか。楔入圧は、10月7日の右心カテーテルのときと同じくらいの値でないとおかしいということなのでしょうか。

なお、添付画像が見にくいので、見えにくい数字等があればお知らせください。また、お示ししたデータ以外に必要なデータがあれば、お知らせください。

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