Q

襟足付近のこぶ

4ヵ月半の乳児です。昨日、襟足付近に腫瘍(小指の先より少し小さ目)が二つできていることに気づきました。病院での診察の結果、リンパ節にできているもので心配ない、あせものでやすい子にできやすい、すぐに小さくはならないだろう、とのことでした。これ以上の説明を受けることが出来なかったので、詳しく説明をしていただけないでしょうか?

質問者:おりーぶ さん

いち内科医 先生
一般内科

いち内科医 先生

リンパ節炎の診断を受けたのでしょうか?リンパ節炎とは、1カ所またはそれ以上の、腫れと圧痛を伴うリンパ節の炎症のことです。 リンパ節炎の原因はほぼ感染症で、細菌、ウイルス、原虫、リケッチア、真菌によって起こります。皮膚、耳、鼻、眼の感染症がリンパ節に拡大するというのが典型的で、伝染性単核球症、サイトメガロウイルス感染症、レンサ球菌感染症、結核、梅毒などがあります。これらの感染症は多数のリンパ節に広がることも、一部のリンパ節にとどまることもあります。

その症状ですが、感染したリンパ節は腫大し、普通は圧痛と痛みを伴います。場合によっては、感染したリンパ節周辺の皮膚が赤くなり熱を帯びます。ときには膿瘍(膿がたまったくぼみ)が発生することもあります。痛み、圧痛、発赤を伴わないリンパ節の腫大は、リンパ腫、結核、ホジキン病などの重症疾患を示唆します。

リンパ節炎は症状から診断でき、原因は近くの組織で起きている感染症であることが明らかです。原因が容易に特定できない場合は、生検(組織標本を採取して顕微鏡で検査する)と培養を行って、感染を起こしている微生物を同定し、診断を確定する必要があります。

治療は感染を起こした微生物によって異なります。細菌感染症の場合は、抗生物質を静脈注射か経口で投与します。炎症を起こしたリンパ節の痛みは温湿布によって軽減できます。普通、感染症を治療すればリンパ節は徐々に縮小して痛みは消えます。腫大したリンパ節が硬くなって残ることもありますが、もはや圧痛は感じなくなります。膿瘍は外科的に排膿する必要があります。

おりーぶさん

迅速なお返事と詳細な説明をありがとうございました。
リンパ節炎についてよくわかりました。病院では「リンパ節炎」という病名は聞かされませんでした。感染症が原因ということはあせもに関係があるのでしょうか?あせもが治れば徐々に縮小していくのでしょうか?症状は熱や赤みもなく、痛みもないようです。読んでいるうちに他に原因があるのではと不安になってきました。このまま放置しておいて大丈夫でしょうか?

和歌山の医師 一般内科 先生
腫瘍科

和歌山の医師 一般内科 先生

耳介後リンパ節あるいは乳突リンパ節とよばれるリンパ節の腫脹であると思われます。小児では特別な炎症が無くても目立つことがあり、「耳の後ろが腫れていますが、何か悪いものではないでしょうか」と心配になり耳鼻咽喉科を受診されることがよくあるようです。強く押せば痛みがあるのは普通のことで心配はありませんが、何もしないでも痛みがあるのは炎症が起きていると判断して抗生物質や消炎鎮痛剤が処方されることもあるでしょう。結論的には、特に炎症などなくても腫れることがあること、目立ちやすい場所にあるために気にされることが多いと思いますが、特に心配がなく経過観察で良いというように判断されてはどうでしょう。説明になったでしょうか。

おりーぶさん

さっそくのお返事ありがとうございました。小児に良くあると聞き少し安心できました。様子をみることにします。

月のうさぎ 先生

夏には、あせもから湿疹になったり、軽い化膿を起こしたりします。
そのとき、頭や首の後ろ、耳の後ろのリンパ腺が腫れることはよくあります。
皮膚の症状が落ち着いてからも、リンパ腺の腫れは直ぐにはひかないので気にして受診される方は多いです。
小児科で一度診てもらっているなら、大丈夫でしょう。

すこしずつ大きくなったりするのでなければ、しばらく様子を見てよいと思います。
1ヶ月くらいでは、まだ触れると思いますが、小さくなっているようでしたら心配ありませんよ。

hero2005 先生

炎症を伴う腫脹ならば痛みがあります。押さえて痛がる(痛いとはいわないでしょうが)ならば、訴えがあります。

泣くとか、嫌がるとかあればリンパ節炎でしょうが、そうでなかったらちがうかもしれません。

ともかく今は、小児科の先生に診ていただきましょう。

いち内科医 先生
一般内科

いち内科医 先生

やはり病院でどういった診断を受けたかが知りたいところですね。リンパ節に何ができているといわれたのか、なぜあせものときにできやすいのか、なぜすぐにはなおらないのか、こういったことについてもう一度説明を受けないと、治療費を無駄に支払ってしまったことになります。皮膚の病気は他の病気にもまして実物が肝心で、リンパ節も例外ではありません。一番の解決方法はもう一度病院に行って説明を受けることでしょう。実物をみていない私達が、病院の担当医以上に詳しい説明をすることは事実上不可能に近いからです。すっきりさせるためにも、今後その病院を安心して受診するためにももう一度、受診することをおすすめします。

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