Q

パパニコロー検査について

お世話になります。
パパニコロー検査と、細胞診とは、同じような検査なのでしょうか?どちらが前癌を含め、発見率に正確性があるのでしょうか?細胞診は受けたことがあります。定期的に2つとも受けて方がいいのでしょうか?

質問者:みゆき さん

和歌山の医師 一般内科 先生
腫瘍科

和歌山の医師 一般内科 先生

細胞診の目的は細胞学的に癌の疑いを検査することで、その際にパパニコローと呼ばれる細胞を染める(染色する)薬剤を用いて染めるのがパパニコロー(細胞診)検査です。当然、正確性は同じです。ただ、注意すべきことは細胞診は細胞をみることで判定できますので、少量のサンプルで可能ですので採取の侵襲性が少ない反面、擬陽性(癌ではないのに癌の疑いがもたれる)が若干多くなる傾向があります。従って、一般臨床では、パパニコロー(細胞診)検査を行って、陽性(クラス3,4,5)を認めた場合、組織(細胞が連続したもの、染色法もかわります)でより正確な結果をもとめるといった方法が用いられます。

みゆきさん

hero先生、和歌山の一般内科先生、詳しい説明ありがとうございます。詳しい説明で大変よく分りました。

また質問なのですが、陽性の場合のクラス3,4,5と言うのは、よく聞きますが、これは日本国内だけの基準でしょうか?(私は海外在住です)

和歌山の医師 一般内科 先生

世界共通です。心配要りません。

みゆきさん

早速のお返事、どうもありがとうございました。
色々と参考になり、感謝しております。

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

がんの検査(検診)では、細胞を取って検査する方法と組織をとって検査する方法があります。

一般的には細胞診でスクリーニング、組織診で確定診断になります。つまり、細胞診は予備的な診断といえます。

この、細胞診の判定法にパパニコロー分類というのがあり、一般的に用いられています。クラスI(1)が正常、クラスIII(3)はどちらとのいえない、クラスV(5)ががんとしています。診断する部位により、IIとIVが加わります。

hero2005 先生

細胞診、パパニコロー検査は表現法の違いで、同じことをさしています。二つの検査ではありません。

みゆきさん

先生、どうもありがとうございます。
この細胞診と組織診と言うのは、違う方法なのでしょうか?<すみません。理解できなくって>
細胞診の判定にパパニコロー分類があると言う事で、これらは同じものなのですよね。では、上記の組織診は確定診断となり、別の検査法ですか?細胞診で異常があれば、さらに組織診で詳しく分ると捕らえて良いのでしょうか?

hero2005 先生

組織がとりやすい場所あるいは組織でないと診断しにくい場所では最初から組織検査です。組織つまり、お肉の一部を切ってとったり、小さな器具で挟んでかじりとったりします。この組織をとることを「生検」といいます。

婦人科の子宮頚がん検診では、まず、細胞診で細胞を拭い取る(擦り取る)、細胞を調べます。異常細胞があれば、2Xから10X程度に拡大して検査できる、コルポスコープという器械を使って観察して怪しげな部分を、「生検」します。その結果によっては、子宮の下部を一周にわたり、削り取って「円錐切除」という、検査と治療をかねたことをすることもあります。

基本的なことですが、診断は組織診おこないます。「細胞診で異常があれば、さらに組織診で詳しく」調べて結論をだすといえます。

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