Q

希望と実際の治療方針が違う

僕の友達と雑談していて喧嘩になりました。

その友達は、子供の頃、風邪をひいてある医者のところに受診し、注射をうってもらって劇的に回復したそうです。つい先日、また重い風邪を引いたとき、別の医者に受診し、注射をうってくれと頼んだそうですが、注射では治らないと言われ断られたそうです。彼がしつこく迫ったにもかかわらず、内服薬しかだしてくれなかったそうです。
彼が言うには、こっちは金を出してるんだから、注射しろといったらすればいいんだ。実際昔は治ったんだ、と。

なんか違うと思いました。確かに診察と言う名の契約であっても、専門知識が無いのにそこまで喧嘩腰になっていいものかと。彼のような患者と、それに応える医者が無駄な治療をするから年々医療費が増大するんだと言ったら彼が怒りました。

医学知識を振りかざして患者の要望に応えようとしない高飛車な医者がいるから俺は医者嫌いなんだと。

彼の言い分にもなんとなく筋が通っているようにも思ったので、ひとまず仲直りはしましたが、納得はできてません。結局は、説明不足なのかもしれませんが、彼の話を聞いた限りでは、その医者も親切に説明されていると感じたので、なにか気持ちの上でモヤモヤしたものがひっかっかています。

患者の希望と実際の治療方針が違うとき、患者としてはどのようにお願いすればいいのでしょうか
僕としては患者のいいなりの医者はイヤですが、僕が彼の立場ならやっぱり、熱くなってしまう気がします。
やっぱり病院もサービス業の一種と考えていますし。

質問者:dream さん

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

まずは、論議の基本が異なっています。風邪は注射でなおりません。

風邪にともなういろいろな症状は注射によって症状を抑える効果はあるかもしれませんが、風邪を治すことはできません・

患者の要請に対応して治療法を選択することは大切なことです。そのことを踏まえたうえで、ベストと思える治療をおこなう医者の立場があります。単に症状を抑えることが、次の合併症を生み出すことにつながることもありますし、患者様の苦痛を取り除くために根本的な治療とはならなくても、体力の消耗を防止するため(解熱剤はこれにあたります)に処方することもあります。

医者が、意地悪をするのではなく、今は解熱剤を使用しないほうがいいと判断することもあります。静注(静脈注射)できる解熱・鎮痛剤があります。スーッとして心地よいといわれるかたもあります。安価ですが、依存性(つまり中毒)性があります。

医学知識を振りかざして患者の腰部に答えない医者と、薬物中毒の患者の要望を聞かない医者は区別していただきたいと思います。患者様の言いなりに薬を使用することと、患者様の利益を考えてまじめに治療行為をおこなうことは別次元の話です。

hero2005 先生

医学知識を振りかざして患者の「腰部」に答えない→「要望」

インフルエンザの場合には効果があるとされる治療薬がありますが、すべての「風邪症状」のかたに効果があるわけではありあせん。

dreamさん

僕も、その彼と議論しながら、論点がなんかずれていったような気がしてました。
風邪は基本的に注射でなおらないんですね。
目からウロコのような心境です
有難うございました。

月のうさぎ 先生
皮膚科

月のうさぎ 先生

受診される患者さんは、病気を治したくて受診されるわけです。
医師としても早く治してあげたい。
そこは一緒です。
そして、治療方針を決める段階で食い違う場合のお話ですね。
実際の診療の場では、治療以前に診断の段階で意見が食い違う場合もありますし、診断に必要な検査をするときにも、食い違ってしまうこともあります。
「かけひき」といってしまえば語弊があるかもしれませんが、症状と、患者さんご本人或いはご家族の意向、そして医師である自分の知識と医師としての良心、そうしたことをもろもろ勘案しながら、最もいい方法を模索します。
患者さんお一人お一人にそれを繰り返していくわけです。

意見が違えば、率直に医師にお話になると良いと思います。
お互いが(敢えてお互いといいますが)納得できる手立てを提案するのも医師の役目と思います。

「こっちは金を出しているのだから云々」というのは少し違っていますよ。
医師としての良心的な判断で注射はしないとなったら、注射はしないでしょうし、行っていない行為に対しては、治療費はいただきません。
注射をしなければ、注射の費用は請求されません。

dreamさん

単純に彼の場合は、担当医の先生との相性が悪かったのかもしれませんが、彼の主張に強引なところがあるのは否めないと感じました。今後のためにも彼が冷静になれればいいのですが・・

芋ようかん 先生
血液内科

芋ようかん 先生

サービス業といっても医師は保険診療をする限りなんでも患者さんの希望とうりにに診療を行うわけには行きません。場合によっては患者自身に不利益となることもありますから。医師は患者さんに対してそれぞれの症状に対しての診断、治療の標準的な手法を説明します。こういう症状でこういう身体所見があればこういう病気が考えられるのでこういう検査が必要ですと。それらはエビデンスに基づいたものでもありまた保険で規定される範囲内でもあります。しかしながら必ずしも教科書どうりの診療をしなくてはいけないわけではなく、検査、治療においてある程度の選択肢を提示させていただきながら患者さんの希望に合わせた診療をすることは可能です。それぞれの医療行為には科学的な理由が必要であり、患者さんの希望だけでとりおこなうことはできないのです。

dreamさん

保険診療という意味で純粋なサービス業とはいえないと解釈します。有難うございました。

和歌山の医師 一般内科 先生
腫瘍科

和歌山の医師 一般内科 先生

患者さんから積極的にこの治療が受けたいと申し出られるケースは多くはないですが近年徐々に増えてきているような感じがあります.選択肢が多くある場合は,積極的に選んでもらえると,医療者にとってもスムーズに治療が運びますので良いことです.

ただ,選択肢にない治療を望まれた場合はちょっと問題です.保険医療のもとで診療をしている訳ですので,保険適応がない治療はよほどの理由がない限り行いません.ただ,事実,体力の消耗している方にビタミン剤入りなどの補液を行うと体はかなり楽になり元気になります.すべて自費でというのなら話は別ですが,必要性のないと医師が判断した治療を望まれた時には,患者さんのいうとうりに出来ない場合も多々存在します.

dreamさん

彼の場合は、以前注射?点滴?を受けたことがあり、
保険適応の面を含め治療の選択肢に入っているものだとの誤解があったように思います。そこから担当医の先生とのスレ違いが始まったのかもしれません。

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