Q

老人性黄班変性症について

44歳の女性です。半年前から、疲れたら黒い斑点が跳ぶように見えます。ふだんは見えません。その頃から、事務職なので(老眼?)文字が見えにくくなり、この度、かなり困るようになったので、メガネを作ろうと眼科に行きました。眼底検査の後「老人性黄班変性症」と言われ、ゆがんで物が見えたら急いできてください。レーザーで焼くと言われました。ネットで調べたら、難病指定になっているようで、治療は無いように思いました。レーザーでもちゃんと治るのが6割位と書いてありように思います。このままゆがんで見えるまで、待っていなくてはいけないのでしょうか、何か良い方法ありますか。お願い致します。

質問者:mamityan61 さん

広島の開業医 先生
眼科

広島の開業医 先生

一般週刊誌などの無責任な情報ではなく、近年行なわれた大規模な臨床研究での結果を非常に簡単ですが列記します。
●患者にビタミン(ビタミンC、βカロチン、ビタミンE)と亜鉛の混合投与をすると視力低下が少ない
●患者は非患者に比べ、網膜中のルテインの含有量が少ないかも
●夏の日光曝露量が10年後の早期黄斑変性と相関関係あり
●飲酒との関係の報告はない
●喫煙と黄斑変性の発症年齢には関連性あり

以上から、
1 まずは喫煙
2 どこまで効果あるかは不明だが紫外線避けるサングラス
3 ビタミンと亜鉛、ルテインの摂取

治験で実際に使われたビタミンや亜鉛やルテインの量は、日常生活で摂取できる量をはるかに上回りますので、サプリメントの使用を勧める眼科もあります。
実際に黄斑変性をターゲットにした混合サプリメント(商品名オキュバイト)がありますので、眼科の先生に聞いてみてはいかがでしょう。昨年より眼科併設の薬局のみで良心的な値段で販売されております。やみくもにビタミンやルテインのサプリメント錠剤を個別に薬局で購入しても高いばかりでバランスや量も適切といえません。たくさん内服すればするほどいいものとはいえませんし。

最近、根拠もなく様々なサプリメントを内服する方がふえています。結構いい加減な宣伝文句がつきものです。でも、この混合サプリメントは眼科の学会でもその疾患のオピニオン・リーダーの先生が勧めることもあり、それなりの根拠があるようです。

広島の開業医 先生
眼科

広島の開業医 先生

疲れたら黒い斑点が跳ぶように見える、というのは所謂、飛蚊症という症状だと思います。黄斑変性とはおそらく関係のない症状だと思います。
ゆがんで見えるというのは、それだけ網膜の中心部に病変が近い場合に生じる症状ですから、早めに受診されたほうがいいでしょう。症状がなくても、眼底検査で時々経過を見ていただくようにすれば、安心だと思います。
現在黄斑変性に対する治療は、
●レーザー凝固
●光力学療法
●温熱療法
●硝子体手術
など、さまざまなものがありますが、それぞれが疾患の状態、場所により適応、不適応があるので、実際に診察にあたる先生によく相談してください。これらは、疾患の進行をくいとめるために行なう処置ではありますが、健康な網膜組織にもそれなりのダメージを与えますから、病気を診断された患者全てに行なわれるものではありません。

mamityan61さん

すみません。色々詳しく有難う御座いました。
もう少し教えてください。
目薬等なにも出ませんでした。
サプリ等のお話も教えて頂いておりますので、チャレンジしてみようと思いますが、それ以外定期的な受診で良いのでしょうか。
色々な治療法が、有るとのことで、安心しましたが、どこの医院でもして頂けるのでしょうか?
症状が出るまで、(ゆがんで見えたり、見えにくくなってから)何もできることは無いのでしょうか?そうならないようにする方法はありますか?
治療方法が有る事には、安心しましたが、自分が、どうなっていくか、初めて聞いた病名で(周りにも居ないので)ちょっと不安です。ちなみに、十数年前、蝶形骨洞炎(字有ってるかな?)になり視神経に炎症が流れていました。もう少し遅かったら見えなくなっていたかもしれませんでした。その後、目の奥の痛み、頭痛は有りますが、耳鼻科の先生は、完治していますと、おっしゃいます。それが原因とは関係ないですよね。
宜しくお願い致します。

広島の開業医 先生

>目薬等なにも出ませんでした。
黄斑変性は、眼底の病気です。眼底に届くような点眼薬はありませんし、黄斑変性自体に効果のある薬はありません。

>それ以外定期的な受診で良いのでしょうか。
変化があれば自覚症状に現れやすい病気です。逆に言うなら、症状に変化がなければ、病変の部位が極端に拡大することは無いはずです。担当医の先生が、変視があれば早期に受診してくださいと言われるのは、そのような症状が出るときは、病変部位が網膜のド真ん中に進行する直前であることが多いからです。その時期が比較的重要な時期だからです。それまでも、可能なら定期的に検査されていたほうが良いかと思います。

>色々な治療法が、有るとのことで、安心しましたが、どこの医院でもして頂けるのでしょうか?
基本的に光凝固(レーザー)意外は、各都道府県で数ヶ所以内くらいの施設でしか実施されていないと思います。どれも新しい治療法で、特殊な専門設備が必要とするためです。
色々治療法があるようでも、どの治療が良いのかはまだ学会場でも議論がされている最中です。結局は症例により異なるということになります。全ての症例にお勧めの治療というものはありません。

>症状が出るまで何もできることは無いのでしょうか?
先述したとおりです。禁煙、栄養、紫外線ブロックが日常でできる注意です。

>それが原因とは関係ないですよね。
蝶形骨洞炎から視神経障害をきたすことはありますが、この病気とは関係ありません。十数年前の病気でもあり、その間、眼科的な症状がなかったのであれば忘れていいでしょう。

mamityan61さん

とても安心しました。
気長に、この病気と付き合っていきます。
色々と本当に有難う御座いました。

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