ペプチノーゲン判定について
私の病気の質問でなく申し訳ありませんが、私は医師でありまして、バイトで健康診断をおこなっている病院に行って、結果を受診者に説明する機会があります。そこで一部の事業所や会社でペプチノーゲン判定が項目に入っていて、正直、畑違いの分野なので、毎回、説明に困ります。私の認識の中では委縮性胃炎があるかどうかの古典的な、あんまり意味がない検査だと思っています。しかし陽性の人は陰性の人にくらべ胃潰瘍や胃癌のリスクは高いとも思うし、また陰性だとしても胃潰瘍や胃癌が否定できるとも断言できないし。結果が陽性の人には胃透視や内視鏡検査を勧めてはいるのですが、陽性の人は、だいたい毎年、陽性なので「症状もないし、なんで毎年、バリウムや胃カメラをうけないといけないんだ?」と文句を言われます。また陰性の人に「あなたは胃の病気はありませんよ」と言い切れません。ペプチノーゲン判定の意義と受診者への対応をご指導ください。
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