Q

胸膜炎の原因と予防は?

2年前突然38度の熱と頻脈と息も出来ない程の左胸を刺す様な痛みが起き、「肋間神経痛」と言われ痛み止めを飲み5日程で治まりました。
4回目の今回、右胸の痛みと38-39度発熱と頭痛ふらつきがあり、血液の炎症値が12、レントゲンとCTで「胸膜炎」と診断され2週間入院し抗生物質を点滴しました。
先生は「余程体力が落ちている人しかならないはず」と言うのですが、他の原因や予防法はないのでしょうか?
ネットでは胸膜炎の原因は結核や癌の転移、アスベストなど良くない事が書いてありますが、若いのに体力が落ちただけで胸膜炎になる事は稀ですか?(確かに過労ぎみでした)
何度も繰り返しているので、また発症するのでしょうか。

質問者:ゆず さん

和歌山の医師 一般内科 先生
腫瘍科

和歌山の医師 一般内科 先生

肺の表面は胸膜と呼ばれる2枚の薄い膜におおわれています。この2枚の胸膜の間のスペースを胸腔と呼びます。通常は2枚の膜がほぼ接触していますから実際のスペースはほとんどありません。

健康な人では胸腔にごく少量の水があり、肺が伸びたり縮んだりするとき潤滑油の働きをします。肺炎や肺結核、肺がんなどによる炎症が肺をおおう胸膜に及ぶと2枚の胸膜の間に水がたまります。これが胸膜炎です。

胸膜炎の原因として一番多いのは、肺がんや乳がんなどの悪性腫瘍が多く、次いで結核や肺炎などの感染症です。まれに関節リウマチなどの全身性の病気や胸膜から発生する悪性腫瘍(胸膜中皮腫)などでもおこることがあります。

稀に,気胸を起こした後,治療せずに放置あるいは治療がうまく行かない場合などにも胸膜炎の合併があります.

ゆずさん

ありがとうございます。
CTの結果、「肺の一部が石灰化しているが手術などは必要ない」と言われたのですが、石灰化とはどういう事ですか?
身体に悪い影響はないのでしょうか?
石灰化は治りますか?
毎年の健康診断での胸部レントゲン検査では言われた事はないのですが、CTでないと分からないものですか?

和歌山の医師 一般内科 先生

石灰化とはカルシウムが沈着する状態を言います。カルシウムは骨と成分は同じで,CTでは白く移ります.

ある程度の大きさになると胸部X線写真でも見えますが,数ミリの小さいものはCTでないと見えません.

肺内や胸膜で石灰化が見られることがありますが,ほとんどは古い炎症のあとです.ふつうは,治療の必要はないものです.

専門医がレントゲン写真(CT)を見ますと,治療の必要があるかどうか判断することができます.特に問題ないといわれている場合は(肺過誤腫などの良性腫瘍,転移性腫瘍,珪肺症,結核など)の疑いはないわけですので,様子をみるだけでいいでしょう.

ゆずさん

ありがとうございました。

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