謎の肝機能低下と高脂血症
person40代/女性 -
こんにちは。68歳の母についてご質問させてください。
アルコールは全く飲まず、肝炎検査はいずれも陰性です。
数年前からγ-GTPが高く、LDLコレステロールと中性脂肪も高めでした。最近ALPも高いことがわかり、原発性胆汁性肝硬変を疑って大きな病院を受診し、抗ミトコンドリア抗体検査等を受けましたが、いずれも陰性及び基準値内でした。また、超音波検査では肝臓はとてもきれいだと言われました。
TSHも少し高めなので、甲状腺ホルモン低下を疑いましたが、精密検査をするとこれが原因とは思えない程度だとのことでした。
そこでLDLコレステロールについてリポ蛋白検査をしたところ、通常は0%であるべきIDLが13%もあり、現在遺伝因子を調べているところです。
そうこうしているうちにこれまで高くなかったASTやALTまで高くなってきました。
現在の数値は、ASTが57、ALTが74、ALPが405、γ-GTPが171、中性脂肪が203、LDLが159です。
肝臓専門医の先生も首をひねっておられます。本人はいたって元気で何も症状はなく、体重も特に増えておらず、決して肥満でもありません。
原発性胆汁性肝硬変なら説明がつくように思うのですが…。この病気は必ず抗ミトコンドリア抗体等で陽性になるものなのでしょうか。
また、何か他に考え得る病気があれば教えていただけませんでしょうか。
なお、本人の母親は、70代半ばで原因不明の食道静脈瘤破裂を起こし、肝硬変と診断されて亡くなっています。
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