肺MAC症の診断と治療について

person40代/女性 -

今年の初め頃から、息苦しさや胸の圧迫感などの症状が始まり、肺機能検査に於いても、肺活量や一秒量の低下、抹消気流の低下等が見られたので、主治医の勧めで、3月に胸部CTの検査を受けました。

所見は、特に、右肺中葉を中心に、病巣の進展があり、2年前の画像と比較をして、気管支拡張像の増加や、volumeの低下が見られるということでした。これらの病巣の進展は、不十分な肺MAC症の治療によるものと診断されました。

画像との一致を図ることと、MACの再確認のために、もう一度、BALとできればTBLBも併せて行うことを勧められました。
また、化学治療再開の必要性も示唆されました。

ただ、3月上旬から行っているマクロライド少量長期療法が奏効したためか、肺機能が徐々に改善され、1月の時点では、1.8Literしかなかった肺活量も、現在では、2.3Literまで上昇し、一秒量も、基準値の61%から92%までに改善しているため、主治医は、早急な検査や治療の必要はないと述べています。

肺MAC症の場合、一度BALを通じてMACが確認されたとしても、化学治療後に、画像上に於いて何らかの病巣の進展が見られた場合は、再度、菌の確認が必要なのでしょうか。

また、私の場合、初回治療に於いては、CAMとRFPの2剤での治療であったためか、治療開始1年半の時点のCT画像に於いては、治療中にもかかわらず、すでに右肺中葉に病巣の進展が見られていました。

そのような状態(菌の耐性の可能性)に於いても、薬剤を変えて再度治療を行えば、改善への期待は持てるのでしょうか。

ご専門の先生にご教示いただければ幸いです。

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師