熱中症予防の研究を行なっており、暑熱環境下で運動負荷をかけて、深部体温を上げて、身体冷却、冷たい飲料水を摂取して深部体温を下げる実験を行なっております。 暑熱環境気温37度湿度60%環境下で運動負荷をかけて、深部体温を38度程度迄高め、冷涼環境27度湿度45%程度の部屋へ入ると、△0.06℃/分で深部体温が下がることは確認出来ております。 先日、実験で、冷涼環境にて、メンソール系の身体冷感スプレーを衣服の上からスプレー後、深部体温の変化を確認したところ、深部体温が下がらず、わずかに上昇傾向となった。 上昇スピードは+0.02℃/分。
深部体温測定は、スリーエム社 ベアハガーという、ひたい部分にセンサーを装着して測定する装置を使用しています。 直腸温測定ではないため、その影響も考えられます。
教えていただきたい事は、1、皮膚表面は、非常に冷たく感じているが、深部体温はわずかであるが、上昇しており、冷却効果はなく、逆に皮膚表面が冷たく感じており、体温を上げるように身体が反応しているのでしょうか?
2、仮にこの説があり得るのであれば、間違った熱中症予防策だと考えますが、お医者様の立場からご意見ございますでしょうか?
3、逆に、身体のどの部位を温める事で、深部体温を下げる事はできるのでしょうか?
冷やす方向ばかり実験して来ましたが、いろんな実験を行なって来ましたが、市販の冷却グッズの組み合わせで、△0.2℃/分というのが最高記録です。
熱中症という観点から少し外れたかもしれませんが、ご意見アドバイス、文献などございましたらお願いいたします。
マックス
カテゴリは、熱中症は脱水症の一種ですがカテゴリがわからず、災害、サブは地震しか選べないためそういたしました。