気づかないうちに進行し、大病につながる「脂質異常症」 予防のポイント

  • 作成:2021/10/14

新型コロナウイルス感染症では、命に関わる病気として「肺炎」と並び「血栓症」に警鐘が鳴らされています。 血栓症は、血のかたまりが血管に詰まり、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こすものです。そのリスクを高めるのが生活習慣病のひとつ「脂質異常症」。 「コロナ禍で外出は控えるけれど、美味しいものを食べたい」と思うのも無理はありません。しかし“美味しいもの”には脂質を含むものが多く、外出控えのコロナ太りも気になります。健康診断も延期になるなど、隠れた脂質異常症に注意が必要です。

アスクドクターズ監修医師 アスクドクターズ監修医師

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気づかないうちに進行し大病につながる「脂質異常症」 予防・改善のポイント

血管内に脂肪を蓄積し、静かに進行する脂質異常症

脂質異常症は、血液中の脂質(脂肪)が多くなる病気です。悪玉「L D Lコレステロール」の多過ぎ、「トリグリセライド(中性脂肪)」の多過ぎ、善玉「H D Lコレステロール」は少な過ぎる、というアンバランスな状態です。

初期には自覚症状はありません。放置していると、気がつかないうちに血管の内側に余分な脂肪がこびりつき、ドロドロの粥状のかたまり“プラーク”ができます。すると血管は硬く弾力がなくなる“動脈硬化”という状態になり、もろく、切れたり詰まったりしやすくなすのです。

さらに、プラークが破れると、そこに血のかたまり“血栓”ができます。血栓が、詰まりやすくなった血管をふさぐと血流が止まり、その先の組織や臓器は死んでしまいます。脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の血管が詰まれば心筋梗塞が起こります。

健康診断で血中脂質検査の結果が「要指導」や「要治療」になっていたら、脂質の状態に異変がある可能性があります。早めに医療機関を受診することをお勧めします。

気づかないうちに進行し大病につながる「脂質異常症」 予防・改善のポイント

予防・改善のポイントは“食事”と“生活習慣”

脂質異常症の予防や改善の目標は、余分な脂肪でドロドロになった血液を脂質検査の基準内におさめ、血液がスムーズに流れるようにすることです。下記の食事や生活習慣のポイントをおさえて、改善を図りましょう。

【食事のポイント】

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