顎関節症は何科に行く?整体でもOK?放置が危険なわけ

  • 作成:2016/02/09

顎関節症は病院においては、専門の診療科がある場合があります。また、放置しても自然に治る人がいるのも事実ですが、別の病気を併発している可能性もあります。「整体」にかかって良いのかも含めて、歯科医師の監修記事で、わかりやすく解説します。

アスクドクターズ監修医師 アスクドクターズ監修医師

この記事の目安時間は3分です

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顎関節症は病院で何科?

「歯科口腔外科」あるいは大きな歯科病院にある「顎関節症外来」と呼ばれる部門が、顎関節症を専門に扱っています。まずは、かかりつけの歯科医院で相談して。専門の医師を受診するか検討すると良いでしょう。

リウマチや神経の病気をお持ちの方はそれらの病気が関連して顎関節症が引き起こされている可能性があります。普段受診している病院で相談するのが良いでしょう。

顎関節症を放置するリスク

顎関節症は放置しても知らず知らずのうちに悪習慣が改善されたり、ストレスが軽減されたりすることによって3割程度の方は治ると考えられています。しかし、放置し続けたり、間違った対処を行ったりしてしまうと症状が強くなってしまう可能性があります。

ほとんどの場合は、スプリント(マウスピース)での治療や顎関節に悪い日常的な習慣の除去、開口訓練などの保存的治療(自己の回復機能を支える医療)を行うことによって改善します。「手術になったらどうしよう」「矯正治療になって多額の金額がかかったらどうしよう」と不安に思わず、「口が開けにくい」「口を開けるときにカクンカクンという音がする」「口を開けるときに痛みがある」などの症状がある場合は歯科医院で相談してみましょう。

顎関節の痛みを長い間放置してしまうと、その炎症から顎関節が癒着(ゆちゃく)してしまったり、骨が変形してしまったりすることがあります。慢性的に痛みが続いている場合は、MRIを撮影して検査し、手術を行う必要がでてくることもあります。痛みが慢性化しないようにしましょう。

また、顎関節症がリウマチや神経の病気、耳や脳、心の病気と併発していることがあります。他の病気に早めに気付くためにも顎関節症を放置せずかかりつけの病院や歯科医院で相談することがお勧めです。

顎関節症の治療費、保険はきく?

顎関節症の治療には保険が適用される場合と適用されない場合があります。歯科医院や病院でも治療内容や診療にかかる金額が違います。例えば、ある歯科大学付属病院の顎関節症外来では、約4回の受診で行われる一連の治療が55,000円(MRI込)程度かかります。

受診した際は、治療方針や金額について納得がいくまで話し合ってから治療を始めるようにしましょう。

顎関節症で「整体」はあり?

顎関節症は大きく4つに分類され、口を開閉する筋肉が緊張して顎関節症になってしまう種類のものがあります。また、顎関節症と肩こりや首のこり、背中の痛みが併発することがあります。これら筋肉と関連がある顎関節症の場合。整体に行き、筋肉の緊張をほぐしてもらうことは効果があると考えられています。

また、猫背などの悪い姿勢や頬杖(ほおづえ)などの習慣が顎関節症を引き起こすことがあります。これらの悪習癖も整体での施術により直り、結果的に顎関節症の改善につながる可能性があるでしょう。

しかし、MRIなどで正確な診断がされないまま、「関節円板」と呼ばれる関節の骨と骨の間にあるクッションのようなもののズレを治したり、顎関節の癒着をはがしたりするような、整体は避けた方が良いでしょう。

顎関節症で整体に行っても良いですが、なるべく歯科医院や専門外来で先に相談してから、筋肉など軟らかい部分の緊張を解く施術に限定して行ってもらうようにしましょう。

顎関節症の病院での診療科などをご紹介しました。早期に発見して、早期治療できるようにしましょう。

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