2つに分けて備えを万全に 災害時の「行動食」と「備蓄食」とは

  • 作成:2021/12/16

ふだんの生活の中で何気なく口にする食事や飲み物。しかし、災害が起こった時、いつものように三度の食事をしたり、コーヒーを飲むことなどできるはずはありません。そこで、でき得る限り災害時に困らないようにするにはどうしたらいいか、日頃からどう備えるべきか、災害時の「食」についてDr.ソナエル氏に解説していただきました。

この記事の目安時間は3分です

2つに分けて備えを万全に 災害時の「行動食」と「備蓄食」とは

災害時の「食」について、意識していますか?

以前、防災対策の備蓄法、心構えとしてローリングストック(食べたら買い足す)についてお伝えしました。今回は災害時の「食」についてその言葉の意味合いを、もう少し深く考えたいと思います。

防災といえば「非常食」という言葉を思い浮かべると思いますが、「非常食」は定義が広くて曖昧なのが現状です。ほかにも、防災食、災害食、保存食、行動食、備蓄食など、テレビやネットショップなどでは様々な言葉が散在しています。

広辞苑に「非常食」「保存食」について、以下のような記載があります。

非常食=災害など非常時のために準備しておく食料
保存食=不時の災害などに備えて長期間保存できるように、乾燥したり缶詰にしたりした食品

そして広辞苑では2021年現在、災害食、防災食、行動食、備蓄食などの記載はありません。

これら災害を連想する食料の名前を聞くと、「主に防災用に作られた、災害など非常時のために準備しておく、長期保存が可能な食料」というイメージが強いかと思います。いわゆるお店の防災コーナーに置いてある、水で戻すアルファ米、缶入りパン、缶詰、レトルト食品、カンパンなどが思い浮かぶでしょう。
ですが、災害時の食料についてはもっと広い視野で備える必要があります。

「災害食」は日常食べる食料の延長線上にある

そんな中、日本災害食学会において、「災害食」という言葉が以下のように定義されています。

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