「コロナ禍で患者の健康悪化傾向」医師の4割-メンタル、生活習慣病で高い危機感

  • 作成:2021/08/06

猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。長引く自粛生活によるライフスタイルの変化は、日本国民のメンタルや生活習慣病予防にも影響を及ぼしているようです。今回AskDoctors編集部では、コロナ禍における日本人の健康状態に関するアンケートを医師5071人に実施。その結果、医師の約4割が、自身の専門領域における患者の健康状態が「悪化している」または「やや悪化している」と回答し、コロナ禍のライフスタイルが及ぼす健康リスクの実態が浮き彫りになりました。

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「コロナ禍で患者の健康悪化傾向」医師の4割-メンタル、生活習慣病で高い危機感

メンタル、糖尿病領域で高い危機感あらわに

今回の調査は、医師向け情報サイトm3.comに登録する医師5071人を対象に、2021年7月29日から30日にかけて実施。医師それぞれに、自身の専門領域を回答してもらったうえで、コロナ禍のライフスタイルが自身の患者の健康状態を悪化させていると思うかどうかを、「悪化していると思う」「やや悪化していると思う」「どちらとも言えない」「さほど影響はないと思う」「影響はないと思う」の5段階で評価してもらいました。

その結果、全体の36.8%に当たる1869人の医師が、自身の患者の健康状態が「悪化している」または「やや悪化している」と回答。

疾患別にみてみると、「うつ、そう鬱の症状」では71.7%、「こどもの発達障害・こころの病気」では64.7%が「悪化している」または「やや悪化している」との見解を示しており、「コロナうつ」とも言われる、コロナ禍のメンタル問題の存在を裏付ける結果に。同じく精神科領域の「睡眠障害・不眠症」「アルコール・薬物依存」などについても半数以上の医師が患者の健康管理状態を問題視しており、「不安要素が格段に増えている」「ステイホームは初めのうちはとても快適だが、制限が解除された後に学校への再登校や職場への再出勤で適応障害を起こすことが多い」「統計上は出ていないが自宅での飲酒が増えている印象。リモートワークだと、問題飲酒が発露しにくい条件が整っており心配」などのコメントが寄せています。

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