子どもの気質や育て方にも起因する「偏食」 健康への影響は

  • 作成:2021/10/12

健康をめぐる最新のエビデンスや、様々な情報が各国で報じられています。この記事では、M3 USAが運営する米国医師向け情報サイトMD Linxから、米国医師から特に反響の大きかった健康トピックスを翻訳してご紹介します。 ※この記事は、M3 USAが運営する米国医師向け情報サイトMDLinxに2021年3月8日に掲載された記事「 This common eating habit could be harming your health 」を自動翻訳ツールDeepLで翻訳した記事となります。内容の解釈は原文を優先ください。

この記事の目安時間は3分です

子どもの気質や育て方にも原因が 「偏食」の最新研究

食べ物の好き嫌いは、思っている以上に大きな問題です。もちろん、子どもにはよくあることですが、偏食は大人になってからも続く可能性があり、特定の病気のリスクや健康状態の悪化につながることがわかっています。

偏食というと子どものイメージが強いですが、大人になってからもその癖が抜けず、健康上の問題を引き起こすことがあります。

ここでは、最新の研究結果に基づいて、偏食がどのようにして起こるのか、偏食が引き起こす健康上の問題は何か、そして、偏食に対してどのように対処すればよいのかをご紹介します。

健康への影響

American Journal of Clinical Nutrition誌に掲載された研究によると、偏食は、健康上の悪影響と関連していることがわかりました。

本研究では、フィンランドのDILGOM(Dietary, Lifestyle, and Genetic determinants of Obesity and Metabolic syndrome)コホート※と、エストニアのバイオバンクコホートの2つのデータセットから得られた4,000人以上のコホートを使用しました。研究者らは、8年間の研究期間において、偏食(臨床的には「フードネオフォビア(新しい食べ物や慣れない食べ物を食べることへの恐怖)」)と、食事の質、健康関連バイオマーカー、疾患の発症との関係を調べました。

※コホート:同じ性質を持つ集団

その結果、偏食は、脳の働きや細胞の成長に重要な役割を果たす多価不飽和脂肪酸の低下など、いくつかの健康関連バイオマーカーと有意な関連があることがわかりました。また、偏食は、高密度リポタンパク質の低下や、炎症のバイオマーカーであるα1酸性糖タンパク質の上昇とも関連していました。一方、偏食をしなかったコホートでは、これらのバイオマーカーのレベルがより良好でした。

一方のコホートでは、食物嫌悪症が空腹時の血清インスリン濃度および2型糖尿病のリスク増加と関連し、もう一方のコホートでは、偏食が冠動脈心疾患のリスク増加と関連していることもわかりました。

「フィンランドのDILGOMコホートにおいて、食物嫌悪症は、健康関連バイオマーカー(オメガ3(n-3)脂肪酸、クエン酸、α1酸糖タンパク質、HDL、MUFAなど)と有意に関連していた(調整P<0.05)」と著者らは書いています。"食物恐怖症の重症度と[オメガ]-3脂肪酸の間の有意な負の関連は、フィンランドのDILGOMコホートとエストニアのBiobankコホートにおけるすべてのクロスセクション分析で再現されました。"

さらに、食物ネオフォビア※は、摂食障害の発症や、魚や野菜の摂取量の減少とも関連しており、結果的に食事の質全体が悪くなると著者らは指摘しています。

※ネオフォビア:新しいものへの恐怖

「思春期などに食わず嫌いが多く、それに伴う有害な食行動や食事の質の低下が見られる人を特定することで、将来の代謝性疾患のリスクを予防・低減できる可能性が示唆された」と著者らは結論づけています。

偏食の結果、バランスの悪い食事や不完全な食事になるという落とし穴を指摘した研究は、今回が初めてではありません。「International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activity」に掲載されたある研究では、偏食は心理社会的な障害や不安と関連しており、また、一般的に果物や野菜の摂取量が減少すると結論づけています。

食の新規恐怖症はどこから来るのか

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