コロナで増加傾向 放置すると心筋梗塞や脳梗塞を招く危険もある「痛風・高尿酸血症」

  • 作成:2021/10/27

コロナ禍の長期化で生活環境は大きく変化し、緊急事態宣言が解除されても、すぐにすべてが以前のように戻るわけではありません。リモートワーク、お取り寄せなど “新しい生活様式”が定着しています。 一方、この状況が健康に影響を与えていることも明らかになってきました。心筋梗塞など命に関わる病気のリスクを高める生活習慣病の「痛風」や「高尿酸血症」も、新たな患者が増えています。

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コロナで増加傾向 放置すると心筋梗塞や脳梗塞を招く危険もある「痛風・高尿酸血症」

痛風の真の怖さは命に関わる病気を誘発すること

大いに食べて飲んだ翌日、突然、激烈な痛みと炎症が足親指の関節を襲う。その痛みは風が吹くだけでも悲鳴を上げるほどで、歩けない。これが典型的な「痛風発作」です。症状は足首、足の甲、アキレス腱、ひざ、手首、ひじ、耳などにも起こります。痛みは徐々に和らぎますが、適切な治療をしないと、発作を繰り返し悪化します。

健康診断で尿酸の値が7.0mg/dlを超えたら「高尿酸血症」、血液中の「尿酸」が多すぎる状態です。自覚症状はありませんが痛風予備軍です。

尿酸は体の新陳代謝でできる老廃物で、体内で作られては排泄されバランスを保っています。ところが、尿酸のもとになる“プリン体”という成分を含む食品を食べすぎて尿酸が過剰に作られたり、腎臓の機能が衰えて排泄が減少したりすると、余分な尿酸が体内に留まります。血液中の余分な尿酸は結晶化し、とがったガラスのようになり、関節や腎臓などにたまります。関節にたまった尿酸の結晶は痛風発作を、腎臓にたまった尿酸の結晶は腎臓病や尿路結石を引き起こします。

また、高尿酸血症の人の多くにメタボリックシンドロームの傾向があり、血管がもろくなる動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気につながりかねません。

痛風発作を引き起こしやすくする条件とは

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