基礎疾患がない小児の保護者から、「新型コロナワクチン接種をしなくてもいい?」と聞かれたら、どう答える?
- 作成:2022/08/01
5~11歳の子どもへの新型コロナワクチンの接種(小児接種)が進められています。これは、小児用のワクチンが臨床試験等から有効性や安全性が確認されていること、海外でも広く接種が進められていること等を踏まえたものです。医師たちは小児(5~11歳)の保護者から「新型コロナウイルスワクチン接種をしなくてもいい?」と質問されたとき、どう答えるのでしょうか?
この記事の目安時間は6分です

Q. 基礎疾患がない小児(5~11歳)の保護者から、「新型コロナウイルスワクチン接種をしなくてもいい?」と問い合わせがあった場合、どう答える?
42.9%
基本的には
接種を勧める
37.6%
必ずしも接種
しなくてもいい
19.5%
どちらとも
いえない
調査対象:小児科医191人
調査期間:2022年7月27日~8月1日
調査方法:Webによるアンケート調査
※統計に基づく世論調査ではありません
不顕性感染の小児から重症化しやすい免疫不全、先天性疾患などを持つ人への感染を予防できる。また、抗体をより多くの人が持つことで社会全体で新型コロナ感染症の予防になる。【小児科系 開業医】
副作用が少なく、有効性が期待できる。【小児科系 勤務医】
重症化を防げる。【小児科系 勤務医】
感染率を低下させるため。【小児科系 勤務医】
基礎疾患ばかりではない、脳症、後遺症のことも考えて下さいとしています。【小児科系 勤務医】
集団生活をしている限り、本人の感染や重症化予防だけでなく社会への影響があるので。【小児科系 勤務医】
小児で重症化しないといっても、明確な根拠があるわけではない。今後感染が増加すれば、重症者も必ずでてくる。【小児科系 勤務医】
任意であることを確認し、後遺症、基礎疾患の兼ね合いから必要性を訴えている。【小児科系 勤務医】
感染拡大防止。【小児科系 勤務医】
同居の高齢者に感染をさせない。【小児科系 勤務医】
小児でも重症化する率を下げる可能性がある。【小児科系 勤務医】
重症化リスクは低いとはいえ、予防を含め様々なメリットがあると考えられるから。【小児科系 勤務医】
無症状・軽症がほとんどなのに副反応の方が重いかもしれないため【小児科系 勤務医】
感染しても症状が軽く副反応に見合わない可能性がある。【小児科系 勤務医】
子どもに接種させたくない親を説得できるほどのものはないので。【小児科系 勤務医】
保護者の考えが最も重要だから。【小児科系 開業医】
現時点で緊急的な必要性を感じない。【小児科系 勤務医】
罹患しても軽症だから。【小児科系 開業医】
重症化リスクがなければ必要ない。【小児科系 開業医】
現時点でエビデンスが少ないから。【小児科系 勤務医】
明らかなメリットがあるともないとも言えないから。【小児科系 勤務医】
副反応が不明なため。【小児科系 勤務医】
自分の考えが定まっていないので。【小児科系 勤務医】
各保護者の考え方があり、接種したくない保護者の考え方がを変えられるほどのデータがない。【小児科系 勤務医】
患者の家族の意向を聞いてアドバイスしている。【小児科系 勤務医】
現状をお話しし、最終的に決めるのは親だと考えている。【小児科系 開業医】
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