屋外の会話が少ない徒歩での移動時、マスクを着用している?

  • 作成:2022/08/08

2022年5月、厚生労働省は「マスク着用の考え方」を明確にしました。屋内では、図書館での読書や芸術鑑賞など、人と距離が確保できて会話をほとんどしない場合を除き、マスクの着用を推奨しています。一方、屋外では人との距離(2m以上を目安)が確保できない中で会話する時だけ、マスクの着用を推奨し、それ以外の場合、例えば公園での散歩やランニング、屋外で人とすれ違う場面などでは、マスクは必要ないと定めました。季節柄、熱中症の予防も考慮されて策定された基準ですが、医師はどう判断しているのでしょうか。

この記事の目安時間は6分です

賛否両論新型コロナウイルス感染症

Q. 屋外の会話が少ない徒歩での移動時、マスクは着用されていますか?

48.0%
着用している

32.0%
着用していない

20.0%
どちらとも
いえない

調査対象:直近1か月間での勤務先におけるCOVID-19の患者の受け入れ実績がある医師2293人

調査期間:2022年7月27日~8月1日

調査方法:Webによるアンケート調査

※統計に基づく世論調査ではありません

  • 感染者がマスク無しでくしゃみや咳をすることを考え、自分はマスクを着用する【外科系勤務医】

  • いつ感染者や濃厚接触者と接触するかわからないため【外科系勤務医】

  • 家の中でも、食事中以外はマスクをしています【腎・泌尿器科勤務医】

  • 屋内に入るときにマスクの装着を忘れないように、屋外でもつけています【消化器科勤務医】

  • 激しい運動以外はマスクつけても苦しくない【循環器科勤務医】

  • 最近は感染者数が増えてきているため、外でもマスクをします【脳・神経科勤務医】

  • 医療従事者であることが周辺住民に知られている。感染予防への意識が強いと示す必要がある【皮膚科勤務医】

  • やれることはする。それが一番【内科勤務医】

  • 飛沫が飛ばないようにマスクをつけています【外科系勤務医】

  • 会話が少なくても、咳やくしゃみをする可能性は誰にでもあるため【消化器科勤務医】

  • 熱中症のリスクを避けるため【内科勤務医】

  • 大声でしゃべっている人がいればマスクをしますが、10m以内に誰もいなければしません【整形外科勤務医】

  • 充分な換気があるから、屋外でのマスクは不要【循環器科勤務医】

  • 屋外でのマスクは必要ないと、国も啓蒙しているから【内科勤務医】

  • 夏は、人が少ないところではマスクを付けているほうが危険だと思います【小児科勤務医】

  • 会話の有無もあるが、人の密集度次第で考慮するべき【腎・泌尿器科勤務医】

  • 基本的に外しているが、近い距離で人とすれ違う際には着用している【内科勤務医】

  • 周りに人がいなければ外すこともあるが、習慣でマスクを付けている【内科勤務医】

  • マスクチェーンをつけてぶら下げて、他人が歩いてくるとマスクをつけている【眼科勤務医】

  • 炎天下での歩行時は、周囲に人がいない場合は外すことが多いが、バス停や駅前などの比較的人がいるような所を通過する際は、適宜着用している【脳・神経科勤務医】

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