同じ薬でも…薬局によって支払う金額が違う理由

  • 作成:2021/10/17

同じ薬をもらっても、薬局によって支払う金額が違う場合があります。薬はどこでもらっても同じなのに、なぜ金額の違いが出てくるのでしょうか。

この記事の目安時間は3分です

同じ薬でも…薬局によって支払う金額が違う理由

Q. 同じ薬なのに、薬局によって支払う金額が違うのはなぜ

A. それぞれの薬局が満たす基準や条件によって保険の点数(国から決められた金額)が違うため

厚生労働省に定められた様々な基準を満たすことで、薬局は点数が変わります。つまり、地域の患者さんのために、より良い支援を行う体制を整備して実施している薬局と、そうではない薬局とでは、同じ薬をもらう場合でも料金が変動するのです。薬局における支払いは、厚生労働省が定める「調剤報酬点数表」によって決まっており、その中から関係する内容を解説します。

薬局によって支払金額が異なる「加算」の仕組み

薬自体の値段は同じですが、薬局によって支払う金額が変わるのは、薬局の体制や対応によって保険点数に加算が得られる仕組みになっているからです。同じ薬でも支払う金額がB薬局よりもA薬局の方が高い場合、A薬局の方が加算が多くついているということになります。

調剤基本料と地域支援体制加算

薬局は処方箋を受け付けるごとに「調剤基本料」を算定することができます。調剤基本料1~3、特別調剤基本料の4種類があり、薬局によって算定できる基本料が違います。

一般的に、薬局で受け付けている処方箋の回数が多いほど、そして同じ病院やクリニックから集中して処方箋を受け付けている場合ほど、算定できる基本料は低くなります。そのため、一般的には規模の大きい薬局や大手チェーンの薬局では安い基本料を、規模の小さい薬局や、色々な医療機関から処方箋を受け付けている薬局では高い基本料を算定している場合が多いです(例外もありますので詳しくは参考ページをご確認ください)。

また、地域の医療に貢献する体制とその実績がある薬局は「地域支援体制加算」を算定することができます。こちらは細かい基準と実績が決められており、それらを満たしている薬局は「調剤基本料」と同じように加算をすることができるので、薬局での支払い金額が少し高くなります。
(「調剤基本料」と同じように処方箋を受け付けるごとに加算されます。)

患者さんとして薬局に行った場合に、処方箋枚数が多いか少ないか、基準や実績を満たしているかなどは分からないので、確認するためには明細書を見る必要があります。

後発品を多く取り扱っているかどうか

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