夜勤中に冷や汗が止まらないほどの生理痛。周囲も異変に気づくほどの痛みが、治療で変わるまで

  • 作成:2026/11/04

40代のIさんは、月経のたびに経血量が多く、腰の重だるさや頭痛、むくみに悩まされてきました。夜勤中に痛みで動けなくなり、周囲にも異変が伝わるほどだったといいます。治療薬を何度も見直しながら、今の生活にたどり着くまでの道のりを伺いました。

この記事の目安時間は6分です

夜勤中に冷や汗が止まらないほどの生理痛。周囲も異変に気づくほどの痛みが、治療で変わるまで

月経前から始まる不調で、シフト交換を繰り返す日々

治療を始める前、どのような症状がありましたか?

経血量が多すぎて、服に漏れてしまうこともありました。立ったり座ったりするだけでも苦痛で。月経が始まる数日前から腰の重だるさと頭痛、むくみで足がパンパンになり、仕事に集中できず効率も落ちていました。月経が原因で外に出られなかったり、シフト交換をお願いしたりすることもありましたね。

受診のきっかけを教えてください。

夜勤中に薬を飲んでも痛みが治まらず、動けなくなってしまったことがありました。それでも我慢しながら働いていたのですが、痛みで冷や汗が出て顔色も悪くなり、周りが異変に気づくほどになってしまって。仕事に迷惑をかけるのが嫌で、受診を決めました。

薬を何度も変えながら見つけた、自分に合う治療

どのような経緯で今の治療にたどり着きましたか?

最初は家から一番近い個人病院を受診したのですが、結局遠方の総合病院に紹介されました。低用量ピルの服用から始めて、その後黄体ホルモン製剤※1に切り替えました。それでも不正出血が続いたため、GnRH拮抗薬※2に変更。ただGnRH拮抗薬は処方に制限があるので、現在はGnRH拮抗薬と黄体ホルモン製剤を交互に服用する指示を受けています。

治療前に想像していた不安と、実際のギャップはありましたか?

副作用が一番の不安でした。ホルモン剤を飲むと太りやすくなる、むくみやすくなるとよく聞いていたので、飲むのは正直嫌だったんです。でも、痛みや大量の出血の苦痛を考えたら、副作用のほうがまだましだと思えるようになりました。

予定を諦めなくてよくなった今

治療を経て、生活はどう変わりましたか?

仕事を休んだり、立てていた予定をキャンセルしたり、生理が来そうな日を避けて予定を組んだりすることが、まずなくなりました。以前は起き上がれないこともあったのですが、それもなくなって。以前より活動的になれたと思います。

同じように悩んでいる方へメッセージをお願いします。

我慢してもいいことはないので、きちんと受診して薬を使ったほうが、しんどい思いをせずに済みます。自分では症状の重さを人と比べることはできませんし、我慢しなきゃと思わなくていいと思います。

※1……黄体ホルモン製剤……子宮内膜症・月経困難症の治療に用いるホルモン療法薬の一種。
※2……GnRH拮抗薬……子宮の収縮に関わるホルモンの分泌を抑える薬。処方期間に制限が設けられている。

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