【体験談】高血圧と糖尿病の治療中、CKDと診断

  • 作成:2000/12/07

本記事では、66歳のとき、高血圧と糖尿病の治療をしている中でCKDと診断された、60代男性患者さんの治療体験談を紹介します。

この記事の目安時間は6分です

CKD体験談_Aさん

診断された経緯

私がCKDを診断されたのは、今年の春、66歳のときです。
10年以上前から高血圧と糖尿病で会社の診療所で投薬治療を受けていました。診療所からの紹介で半年に一度大学病院の腎臓内科に相談がてら通っていたのですが、今年の春、血液検査の結果eGFR値が41・3だったことから、慢性腎臓病と診断されました。

診断後の治療

診断後、学習入院として1週間大学病院に入院し 食事療法を行い、塩分、糖質制限の指導を受けました。 また、SGLT2阻害薬とMRAによる薬物療法も開始しました。

その後、治療による影響か、体重が減少し、以前68キロだったのが 目標値の63キロをキープしています。 また、夜間頻尿が進みましたが eGFR値の悪化は止まっています。

CKDになって困ったこと

食事療法です。
一人暮らしなので、どうしても外食や弁当に頼らざるを得ないのですが、塩分や糖質の摂取に神経を使うようになりました。

治療開始前の人に伝えたいこと

私自身は、CKDになってから、高血圧や糖尿病と慢性腎臓病は密接な関係があると知りました。早めに診断していただいてよかったです。
軽度な高血圧や糖尿病でも軽視せず、取り戻すことが困難な腎機能(eGFR)の変化に早めに気づくのが大切だと思います。

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