血の塊を持って緊急受診。下瞼が真っ白になるほどの貧血から、子宮内システム(IUS)で一変した日常

  • 作成:2026/11/04

40代のKさんは、突然どっと出血し、貧血で手足に力が入らなくなるほどの月経困難症に悩まされてきました。レバー状の血の塊を持って緊急受診したことをきっかけに、ホルモン付加の子宮内システム(IUS)による治療へ。5年での入れ替えを経て今も治療を続けるKさんに話を伺いました。

この記事の目安時間は6分です

血の塊を持って緊急受診。下瞼が真っ白になるほどの貧血から、子宮内システム(IUS)で一変した日常

レバー状の塊を持って、緊急受診

治療を始める前、どのような症状に悩まされていましたか?

一度にどっと出血があって、ズボンを汚してしまうほど大量に出ることがありました。貧血も進んで鉄剤を飲んでいたのですが、子宮内膜に厚みがあることが分かり、根本的な改善のために治療することになったんです。頭痛もありましたし、下瞼が真っ白になって手足に力が入らなくなることがありました。

受診のきっかけを教えてください。

定期的に婦人科を受診していたので、受診そのものに迷いはありませんでした。ただ、どっと出血した際にレバー状の大きな塊が出たことがあって、それを実際に持って緊急で受診しました。

最初の2ヶ月は不安だったが、次第に馴染んだ子宮内システム

どのような治療を受けましたか?

自宅から徒歩圏内で、実際に出産した産婦人科に定期的に通っていました。そこでホルモン付加の子宮内システム(IUS)を装着することに。最初の2ヶ月くらいはだらだらとした出血や、生理痛のような痛みが続いて撤去も迷ったのですが、その後は痛みも出血も治まって、以後はほとんど生理もなくなりました(赤茶けたおりものが少し多い程度です)。子宮筋腫が見つかったこともあり治療を継続していて、5年経過したところで一度入れ替え、そこからさらに2年ほど経っています。

治療前に想像していた不安と、実際のギャップは?

この治療の経験者が周りにいなかったですし、避妊具ということもあって話題にしにくくて。出血が続いたときは「合わなかったのかもしれない」と治療中止も迷いました。それでも馴染んでからは非常に快適です。一方で生理不順のような感覚になるので、次の生理がいつ来るのか、更年期による変化なのかIUSによるものなのか分かりにくいという難しさもあります(まだ時々生理らしきものが来るので、閉経ではないようです)。

「友人にも意外と経験者がいた」という気づき

治療を経て、生活はどう変わりましたか?

夜用の大きいナプキンを当てていても、急に大量に出血して慌ててトイレに駆け込んだり、自転車に乗ったらサドルに血液がついていて周りに気づかれていないか心配になったりしていましたが、それが全部なくなりました。貧血が進んで鉄剤を飲むと胃が痛んでムカムカする苦痛もなくなりました。半年ごとの定期通院とエコー検査は必要ですが。

同じように悩んでいる方へメッセージをお願いします。

出産経験のある方には、かなりおすすめしたい治療法です。実際に友人が2人ほど、私より後にこの治療を始めたと聞いて、経験者であることを伝えたら色々尋ねられて相談に乗ったりしました。「もっと早く教えてくれたら良かった」と言われたので、身近な友人にも意外と経験者がいるかもしれません。もちろん専門家に聞くのが正しい情報ですが、そこにハードルを感じるなら、まずは知人友人に話してみるのもいいと思います。

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