発作的な激痛で救急搬送も。怖くて避けていたピルで生理痛が「手放せない存在」に
- 作成:2026/11/04
40代のEさんは、子宮内膜症の疑いによる発作的な激痛に長年悩まされ、救急搬送されたこともありました。20歳で初めて受診したもののピルへの抵抗感から治療を先延ばしにし、28歳で改めて低用量ピルの服用を開始。今ではすっかり「手放せない存在」になったといいます。
この記事の目安時間は6分です
2ヶ月に1回の発作的な激痛、救急搬送されたことも
治療を始める前は、どのような症状に悩まされていましたか?
子宮内膜症の疑いがあり、2ヶ月に1回ほど、発作のような強烈な生理痛に襲われていました。痛みが来るとあまりのつらさにのたうちまわり、嘔吐と下痢が一度に来るのでトイレから離れられません。痛み止めがまったく効かないこともあって、救急車で運ばれて筋肉注射を打って落ち着かせたこともありました。生理初日以外も、下腹部痛と腰痛が4日目くらいまで続くため痛み止めを飲み続け、あまりにひどいときは仕事を休むこともありました。
初めて受診されたのはいつ、どのようなきっかけでしたか?
20歳のときに初めて発作が起き、あまりの痛みにすぐ婦人科を受診しました。ただ当時はピルが怖かったのと高額だったこともあって、痛み止めでなんとかしのいでいました。その後28歳頃に再度受診して、そこから妊娠まではずっと低用量ピルを服用することになりました。
怖くて避けていたピルが「手放せない存在」に
低用量ピルの服用を始めて、どのような変化がありましたか?
徒歩1分の場所に評判の良い婦人科があったので、そこで28歳頃から低用量ピルの服用をスタートしました。吐き気や体重増加といった副作用が心配で、最初は飲み続けられるかなという不安もあったのですが、それ以上に痛み止めを飲まなくてもいいくらいまで生理痛が軽減するメリットが大きく、周期も安定しました。以前はどろっとした血の塊が大量に出ていたのが、比較的鮮血に近いものに変わるなど前向きな変化も多くありました。あまりに痛みが楽になったので、今ではすっかり手放せない存在になり、QOLがかなり上がったと感じています。ただ、子宮内膜症の疑いのある発作については、その後もなくなりませんでした。
匂いを気にせず、友人との約束を入れられるように
日常生活には、どのような変化がありましたか?
生理痛による仕事へのパフォーマンス低下がかなり軽減して、周期も予測できるようになったのでナプキンを前もって用意できるようになりました。生理の匂いを気にして控えていた友人や彼との約束も、今では気にせず入れられるようになって、QOLがかなり上がったと感じています。
同じように悩んでいる方へメッセージをお願いします。
生理痛が重い方は、ピルを本当に飲んだ方がいいと思います。びっくりするくらい楽になるので、一度試してみて、合わなければやめるくらいの気持ちで大丈夫です。
関連するQ&A
関連する記事
このトピック・症状に関連する、実際の医師相談事例はこちら
-

月経(生理)不順と月経困難症で低用量ピルを開始。痛みを乗り越えられるように
生理痛(生理・月経の痛み)
-

帰宅中に月経(生理)痛で倒れ、救急搬送…。治療を経て、妊娠・出産へ
生理痛(生理・月経の痛み)
-

駅のホームで意識を失うほどの生理痛。「仕方ないもの」と諦めていた痛みが治療で一変
生理痛(生理・月経の痛み)
-

夜勤中に冷や汗が止まらないほどの生理痛。周囲も異変に気づくほどの痛みが、治療で変わるまで
生理痛(生理・月経の痛み)
-

生理を中心に予定を組む毎日から卒業。ピルで消えた「休むことへの罪悪感」
生理痛(生理・月経の痛み)
-

LEP(低用量ピル)の服用を検討している方へ―将来の妊娠や血栓症リスクについて知っておきたいこと
生理痛(生理・月経の痛み)
病気・症状名から記事を探す
- あ行
- か行
- さ行
-
- 災害
- 再放送
- 子宮外妊娠
- 子宮筋腫
- 子宮頸がん
- 子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん
- 子宮頸がん検診・検査
- 子宮頸がんの症状
- 子宮頸がんのリスク・予防
- 子宮内膜症
- 脂肪肝
- 手術
- 出産後の症状・悩み
- 出産準備・入院
- 食事・授乳・ミルク
- 食欲
- 心臓病
- 自閉症
- 女性
- 自律神経失調症
- 腎炎・腎盂炎
- じんましん(蕁麻疹)
- 膵臓がん
- 睡眠
- 髄膜炎
- 頭痛薬、副作用
- 性器の異常・痛み
- 性器ヘルペス
- 性交痛
- 成長(身長・体重など)
- 性病検査
- 性欲
- 生理痛(生理・月経の痛み)
- 生理と薬(ピルなど)
- 生理不順・遅れ(月経不順)
- 摂食障害
- 切迫早産
- 切迫流産
- セミナー・動画
- 前立腺
- その他
- その他アルコール・薬物依存の悩み
- その他胃の症状・悩み
- その他うつの病気・症状
- その他エイズ・HIVの悩み
- その他肝臓の病気
- その他外傷・怪我・やけどの悩み
- その他心の病気の悩み
- その他子宮頸がんの悩み
- その他子宮体がんの悩み
- その他子宮の病気・症状
- その他出産に関する悩み
- その他腫瘍の悩み
- その他消化器の症状・悩み
- その他腎臓の病気・症状
- その他生理の悩み・症状
- その他臓器の病気・症状
- その他皮膚の病気・症状
- その他卵巣がんの悩み
- その他卵巣の病気
- その他流産の症状・悩み
- た行
- な行
- は行
- ま行
- や行
- ら行
協力医師紹介
アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、35万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。
記事・セミナーの協力医師
-

白月 遼 先生
患者目線のクリニック
-

森戸 やすみ 先生
どうかん山こどもクリニック
-

法村 尚子 先生
高松赤十字病院
-

横山 啓太郎 先生
慈恵医大晴海トリトンクリニック
-

堤 多可弘 先生
VISION PARTNERメンタルクリニック四谷
-

平野井 啓一 先生
株式会社メディカル・マジック・ジャパン、平野井労働衛生コンサルタント事務所
Q&Aの協力医師
内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。