受診して心療内科のイメージが変わった
- 作成:2025/11/22
会社の先輩から「最近変だよ」と言われたことをきっかけに受診した方の体験談です。受診後は、薬を最小限に抑えてもらえ、また血液検査から甲状腺機能低下症も発見。別の病気の治療にもつながり、多角的なサポートが得られたことに安心感を覚えました。
この記事の目安時間は6分です
受診までの経緯・きっかけ
仕事が繁忙期を迎え、日付を超えての残業や休日出勤が重なり、ほぼ休みが取れない状態が続きました。自分で自分を追い込み パニック状態になり、毎日泣く日々。
繁忙期が終わった後も、 特に理由もないのに毎日泣いたり怒ったりする状態が続いていました。
「時間が経てばいつか治る」という思いから、心療内科への受診に強い抵抗があり、受診を検討してから実際に受診するまで2〜3年もかかってしまいました。
最終的なきっかけとなったのは、仲の良い先輩からの言葉です。 「毎日ニコニコしてたのに…最近変だよ…」と心配されたことで、ようやく自分の状態の異常を認め、病院に相談してみようと受診を決意しました。
受診してみて
受診して良かった点は、 患者の気持ちに寄り添った治療方針でした。
1. 服薬への配慮
最初に服薬への抵抗があるかを確認してくれ、最初は漢方からスタート。その後、しんどくなって薬を変えることになっても、最小限の量に抑えてもらえたこと。
2. 病気の発見
治療の過程で、半年に一度の血液検査を実施してもらった結果、 症状が甲状腺機能低下症によるものであることが判明しました。精神的な問題だけでなく、身体的な要因も見つけてもらえたことは、根本的な治療に繋がりました。
受診を迷っている方にむけてのメッセージ
受診したことで、 心療内科に対するイメージが大きく変わり、「こんなことなら悩まずに、もっと早く頼ればよかった」と後悔しました。
心療内科は、風邪と同じです。早めに受診して適切な対処ができれば、その後の日常生活は楽に過ごせるようになります。
どうか、「一人で抱え込む」ことを選択せず、心療内科の受診を「自分を助けるための選択肢」の一つに加えてみてください。
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