「精神科受診してることを知られたくない」そんな人こそ早期受診を
- 作成:2025/11/22
仕事がこなせず、自宅でリラックスできない状態が悪化。仕事への影響を気にされて心療内科の受診を決意された方の体験談です。不眠症状からの解放へ一歩踏み出せました。
この記事の目安時間は6分です
受診までの経緯・きっかけ
仕事がこなせず、帰宅しても全くリラックスできない状態が続きました。特に 夜は動悸が激しく、眠ることができませんでした。
まともに思考できる状態ではないにもかかわらず、それでも「会社に行かなければ」と無理に身体を動かそうとしていました。判断力や集中力は低下し、ミスが増加。自分自身が辛いのはもちろん、 周囲に申し訳ないという気持ちばかりが募りました。
家族のことを考えると、主に給与面で休職への強い抵抗があり、受診をためらっていました。
しかし、動悸や不眠といった身体的な症状が重くなり、睡眠や食事など日常生活に深刻な支障が出始めました。
このまま業務に支障をきたした状態で勤務を続けることは、自分の心身だけでなく会社にも迷惑をかけてしまうと考え、 「誰にも知られたくない」という抵抗感を乗り越え、受診を決断しました。
受診してみて
とにかく眠りたかったので、処方された薬のおかげで、再び眠れるようになったことが何よりも良かったです。
その後、症状の改善に伴い薬の量を調整しつつ、 カウンセリングで具体的なストレス対処法を学びました。
精神的にも不安感が治まり、自分自身を見つめ直す機会を得たことで、 以前よりも自己肯定感が高くなりました。今では、些細なミスで自分を責め過ぎることも少なくなりました。現在は、生活習慣の改善にも取り組み、必要に応じてカウンセリングも利用し、回復を維持しています。
受診を迷っている方にむけてのメッセージ
私のように、 「他の人に受診していることを知られたくない」と思う方こそ、早めに通院し、治療を始め、完治を目指すことをおすすめします。
症状が長引けば、通院期間も長くなり、誰かに知られるリスクも高まります。 早く元の生活に戻るためにも、早めの通院をおすすめします。
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