また起きるのではと予期不安に悩まれた男性、早期治療の大切さを実感
- 作成:2026/04/17
数回のパニック症状に加え、「また起きるのではないか」という強い予期不安に悩まされた40代男性。受診を経て、「早い段階で受診したこと」「周囲に自分の状況を話し、理解してもらえたこと」が良かったと語っています。
この記事の目安時間は6分です
受診までの経緯・きっかけ
42歳ごろ、5、6年前の秋ごろから特に症状が気になるようになりました。数回のパニック症状に加え、「また起きるのではないか」という強い予期不安があり、特にめまいや動悸、それに伴う不安感に悩まされていました。
身体的な自覚症状としては、常に背中や肩甲骨の下あたりが凝って重だるく、夕方になると微熱感や動悸が出る状態でした。まずは内科などを受診しましたが解決には至らず、自分なりに調べた結果、予期不安が多くなっていたこともあり、一度心療内科を受診してみようと決心しました。
受診してみて
受診時は、最初に臨床心理士さんに30分ほどかけて詳しく話を聞いてもらえました。特に良かったのは、薬に対する不安を解消できたことです。先生が「なぜ薬を飲むのか」「いつごろから効果が出るのか」「効果が出るまでは抗不安薬で対応する」といった内容を丁寧に説明してくださり、納得して治療に入ることができました。
治療ではSSRI(抗うつ薬)を服用しながら、最初の1ヶ月は辛い時に頓服のソラナックス(抗不安薬)を併用しました。1ヶ月経つころには頓服の回数が減り、3ヶ月後には月1回程度に。並行して月に一度のカウンセリングでアドバイスをいただきながら、2年かけてSSRIも必要のない状態まで回復しました。現在は会議や理髪店など一部に苦手意識は残っていますが、日常生活はほぼ改善されています。
受診を迷っている方へのメッセージ
一番良かったと思っているのは、早い段階で受診したことです。症状が悪化するほど回復までに時間がかかったのではないかと感じています。
また、周囲に自分の状況を話し、理解してもらえたことも良かったです。不調な時期は誘いを断るのも心苦しいものですが、事前に状態を伝えておくことで「断りやすさ」ができ、それが安心感につながりました。
現在は完治というよりも、緊張への弱さや季節の変わり目の自律神経の乱れなど、自分の特性を理解して付き合えるようになったと感じています。この経験をしたことで、同じように苦しんでいる方の気持ちを理解できるようにもなりました。悩んでいる皆さんが、健やかな生活を送れる日が来ることを願っています。
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