2歳4ヶ月男児。
3ヶ月前、テーブルに口元をぶつけ、上の前歯1本が根本から抜けました(写真参照)。
歯医者で治療中に暴れて歯を飲み込んでしまったので再植できませんでした。
レントゲンは日にちを開けて2回試みるも暴れて撮れませんでした。
抜けてしまった所は仮歯をなんとか入れましたが、すぐに取れてしまったので仮歯をつけることは諦めました。
暴れずに治療ができる年齢になったら仮歯をまたつけるが、それまでは何もつけないとのこと。
抜けてしまった乳歯はもうどうしようもないので、永久歯が無事に生えてくるのを願うばかりです。
しかし、乳歯が外傷を受けると永久歯も少なからず影響を受けるようです。
歯の論文を読むと、低年齢・重症の外傷ほど永久歯への影響が大きいようです。
年齢別・受傷状態別に見ると、2歳での受傷および完全脱落の場合、永久歯の異常出現率はともに70%くらいと高確率でした。
歯に白斑や茶色の着色が生じる、エナメル質石灰化不全(エナメル質形成不全の一種)です。
歯の形や生える方向、生え替わり時期の異常は、2歳時の受傷の場合、問題なさそうです。
今、永久歯は歯茎の中で形成中かと思いますが、永久歯のエナメル質形成不全を防ぐ方法はありますでしょうか?
フッ素塗布や、歯に良い栄養素(カルシウムやビタミンA,C,D)の摂取、丁寧な歯磨きなどで、形成中のエナメル質を修復できますでしょうか?
このサイトに歯科の先生がいらっしゃらないのは存じていますが、エナメル質形成不全についてよく知っている先生がいらっしゃれば回答お願いします。