先日、子宮頸部円錐切除術を行い、担当医より本文に掲載の病理診断書を戴きました。
担当医は、結果を聞きに来た私を見るなりニコリとし「ラッキーガール」と言いました。私は訳が分からず、何故なのかを伺いました。
すると、担当医曰く総合所見の「複数のglandular involvementを認める。断端との距離は膣側断端2mmの距離で陰性である。」の部分がその理由だそうです。
医学知識の無い素人が故、難解で解りませんでした。
ご多忙の中恐れ入りますが、この部分を医学知識の無い者にも分かりやすく教えて戴けませんでしょうか?
以下は病理診断書の全内容です。
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臨床診断: CIN3
[病理診断]
Uterus, conization:
HSIL/CIN3 with glandular involvement
Uterus, cervcial biopsy: Chronic cervicitis, mild Uterus, endometrium, biospy:
Secretory phase
[総合所見]
膣側80mm長、短軸25mm大の3時切開の円錐切除検体。12時付近の移行部 にびらん形成を伴う軽度の粘膜肥厚部を認める。別紙のごとく切り出しました。
12切片のすべてに移行部中心に異型上皮の置換を認める。中層までの異型上皮の置換と表層のkoilocytosisを示すCIN2の範疇の部分と全層性に腫大核の置換を示すCIN3の 範疇の細胞が混在して認められる。明らかな浸潤像は認めない。複数のglandular involvementを認める。断端との距離は膣側断端2mmの距離で陰性である。
頸管生検は異型のない頸管腺上皮で含み、軽度の炎症細胞浸潤を認める。悪性所見はありません。
内膜生検は分泌期の所見で悪性所見はありません。